こわいものみたさ

「こわいものみたさ」で経験した事を、思い立ったら何でも書くブログ。

MENU

「ミスター・ガラス」のあらすじ・感想レビュー:シャラマン監督版ヒーロ映画!

「ミスター・ガラス」の映画情報

ミスター・ガラス

 製作年:2019年
 製作国:アメリカ
 上映時間:129分
 [Amazon Primeで観る]
 [楽天ブックスで買う]


 

あらすじ

フィラデルフィアのある施設に、特殊な能力を持つ3人の男が集められる。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド、24人もの人格を持つ多重人格者ケヴィン、驚くべきIQの高さと生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス。彼らの共通点は、自分が人間を超える存在だと信じていること。精神科医ステイプルは、すべて彼らの妄想であることを証明するべく、禁断の研究に手を染めるが…。

予告

映画データ
原題 Glass
監督 M・ナイト・シャマラン
製作 M・ナイト・シャマラン
ジェイソン・ブラム
キャスト ブルース・ウィリス
ジェームズ・マカボイ
サミュエル・L・ジャクソン
アニヤ・テイラー=ジョイ
受賞歴 -

「ミスター・ガラス」感想レビュー

作品について

『シックス・センス』や『サイン』で知られる、奇才ナイト・シャラマン監督作品となり、本作はシリーズ物の映画となります。それは監督作品の『アンブレイカブル』と『スプリット』の2作品を経て本作となりますが、なんと20年もの歳月をかけた完結作品になっています。

ただし、前作品が関連しシリーズ物ってことは、本作をみるまでは全く想像すらできません…。2作目の『スプリット』のラストでようやくシリーズ物ということが軽く触れてますが、全く異質と思われた3つの映画が、20年の歳月をかけて3部作だったということですから驚きです。。これ20年前から企画していたら凄すぎることですが、やはり途中方向転換でしょうか?

新しいヒーロー映画

いや~、率直にとっても面白いと思える作品でした。ナイト・シャラマン版アメコミヒーロ映画でした。アメコミ映画の最高傑作といえる、『アベンジャーズ 』が同時期に上映されていますが、素晴らしいアメコミヒーロー映画と評しこれに匹敵するアメコミ映画は無いと思っていました。

いや、それは違いました!アメコミ映画と思える作品で、こんなにも衝撃を受ける作品が出てこようとは…。しかも、あのナイト・シャラマン監督なんですよ!驚きです。

配給会社が実はディズニーなんですが、何故だろうと鑑賞前は思ったくらい全くどんな映画のジャンルなのか理解してなく観始めた程です。大金をかけなくても、これだけの作品が出来るとは驚きました。久しぶりにナイトシャラマン節が炸裂した、面白く見ごたえある作品でした。

感想

鑑賞中は、まずどんな展開になるのか全く想像つきませんでした。体が壊れない不死身なデヴィッド(善役)、24の人格をもつケヴィン=ビースト(悪役)の戦い映画だろうか?と思っていたら、早々に両者が施設に捕まってしまう始末です。この2人に加え、骨が壊れやすいが天才的IQのミスターガラスがどう彼らに関わってくるのか、重要かつ非常に面白い要素でした。

結局、この映画のテーマは何だったのだろうと考えます。善も悪も関係なく超人達が人間から特異な存在として扱われている、悲しきヒーロー達の姿が見えました。バットマンやX-MEN、そしてウォッチメンにも代表されるように、人間からは変り者として扱われ嫌われる、そんなヒーロー達を描くように。

本作でヒーローは活躍できたのでしょうか?いや全くそうではなかったですね。そうなんです!この映画で、ナイト・シャラマン版描きたかったのは、ヒーローの終わりではなく、ヒーロー達の始まりを描いているようでした。

いや~、シャラマン版アメコミヒーロー映画とくと見せてもらった気がします。今までのアメコミヒーロー映画に喧嘩でも売っているんじゃ?っと思えるほど一線を課した作品で、賛否両論な評価みたいですが、個人的には非常に面白く新しい形のヒーロー映画を見せてもらった気がしています。

監督あなたは、コミックが大好きなんですね!この作品の深さを知れば知るほどそう思う次第でした。

だいふく

20年の歳月をつなげた監督に脱帽だニャ!

「ミスター・ガラス」関連商品

 

 

映画レビュー検索

シリーズ完結にして最高傑作!映画「アベンジャーズ エンドゲーム」のあらすじ・感想レビュー

「アベンジャーズ エンドゲーム」の映画情報

アベンジャーズ エンドゲーム 製作年:2019年
 製作国:アメリカ
 上映時間:182分
 [Amazon Primeで観る]
 [楽天ブックスで買う]


 

あらすじ

宇宙最強の敵サノスに立ち向かうも、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベンジャーズが、残されたメンバーたちで再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うため、史上最大の戦いに挑む姿を描く。

予告

映画データ
原題 Avengers: Endgame
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
製作 ケビン・ファイギ
キャスト ロバート・ダウニー・Jr.
クリス・エバンス
マーク・ラファロ
クリス・ヘムズワース
スカーレット・ヨハンソン
ジョシュ・ブローリン
受賞歴 ピープルズ・チョイス・アワード映画賞
サターン賞6部門受賞
MTVムービー・アワード悪役賞

「アベンジャーズ エンドゲーム」感想レビュー

作品について

アベンジャーズシリーズ第4作で最終話となってこの映画は、3作目の『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』にて人口の半分を失った世界となった世界からのスタートとなります。前作のラストは限りなく暗くヒーロー達の敗北感で立ち直れないくらいの絶望で終わりましたが、本作ではヒーロー達の逆襲を描いています。

ただ、本作でアベンジャーズは終わるのかというとそうでもなく、『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』でその後の世界を描いています。

感想

いやー、これは最高でしょう。前作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の絶望的ラストからの続編として、いったい絶望をどう回収するんだ?と心配になってましたが、いやはや前作を超えるストーリーとスケールには脱帽しました。

総勢何名?なのか、もうわからないくらいのアメコミヒーローが登場しますが、こういったヒーローが集結する映画って主役ヒーロー以外は雑に描かれてしまいがちなのですが違いました。元々それぞれ登場する個別映画では主役です。そのすべてのヒーローをしっかり描き、さらには彼らのこれまでの映画とつながって伏線になっていたという凄さは見事でした。

だいぶ昔からこのアベンジャーズを意識して作らないとこんな超大作は生まれないはずです。個々のヒーローの物語が、アベンジャーズシリーズで見事に融合した感じです。マーベル社のヒーローに対する敬意と愛を感じられた作品でもありました!

3時間を超える長丁場です。映画館でトイレに行きたくなったのは言わずとも知れてます。が、席は絶対に立ちたくない、一瞬も見逃したくないという気持ちでかじりついて映画を観ました。登場するヒーローの今までの作品全部を観ているわけでもなかったのですが、そんなのもうよくなってしまうくらい見ごたえある作品でした。なんだろう、幼き頃に別々のヒーロー達が一緒に戦えると凄いなと思っていたあの頃、それが叶った気がします!ワクワクが止まらない感じなのです。

悪役のサノスもまた今までのヒーロー映画の悪役と少し一線を画しているです。真の悪でもない気がします。もちろん全人類(全宇宙)を半分にするという暴挙は許されるわけないのですが、サノスが目指しているのは世界の調和です。ガモーラへの愛が見えた時、サノスも完全な悪ではないんだなと。完全に憎めない悪役でした。

そしてこの超大作のラストはいったいどうなるのか!?は、もちろんネタバレになるので言えないのですが、「え!?死んでしまうの!?」は観た方皆さん驚いた事でしょう。人類の半分を救うために必要だった犠牲もまた大きかったです…悲しすぎます。

さて、本作でここまでヒーローを集結させてマーベル集大成といった映画を作ってしまったわけですので、もちろん最高の仕上がりなのは間違いないです。ただ同時に、これからのマーベルの作品が本作を超えれるものが登場するのかが心配になりました。スパイダーマンが感じたショックは、まさしく観客も同じく感じてしまったのではないでしょうか?

とはいいつつも、今後も我々の予想を遥かに超えてくる、マーベルの映画を楽しみにしてしまうのです!なお今回誕生日1000円クーポンで劇場で見ましたが、これだけ楽しませてもらったのに安く鑑賞して申し訳ない!と思う次第でした。

超大作に出会えた幸せをかみしめたニャ~

「アベンジャーズ エンドゲーム」関連商品

 

映画レビュー検索

映画「レクイエム・フォー・ドリーム」のあらすじ・感想レビュー:薬物中毒を描く陰鬱映画の名作!

「レクイエム・フォー・ドリーム」の映画情報

レクイエム・フォー・ドリーム

 製作年:2000年
 製作国:アメリカ
 上映時間:102分
 [Amazon Primeで観る]
 [楽天ブックスで買う]


 

あらすじ

テレビを見るのが何より楽しみな中年未亡人サラは、ある日テレビ番組への出演依頼の電話を受け、お気に入りの赤いドレスでテレビへ出るためダイエットを始める。一方、息子のハリーは恋人マリオンとのささやかな夢を叶えたいと麻薬売買に手を染める。季節が変わり、赤いドレスが着られるようになったサラはダイエット薬の中毒に、麻薬の商売がうまくいかなくなったハリーとマリオンは自らがドラッグの常用者となっていた…。

予告

映画データ
原題 REQUIEM FOR A DREAM
監督 ダーレン・アロノフスキ
製作 エリック・ワトソン
パーマー・ウェスト
キャスト ジャレッド・レト
エレン・バースティン
ジェニファー・コネリー
マーロン・ウェイアンズ
受賞歴 インディペンデント・スピリット賞 主演女優賞
サテライト賞 長編映画部門主演女優賞
インディペンデント・スピリット賞 撮影賞

「レクイエム・フォー・ドリーム」感想レビュー

作品について

監督は、あの『ブラック・スワン』『レスラー』でも有名なダーレン・アロノフスキーです。監督自身の傑作ともいえるべき作品でしょう。

ドラッグにより破滅してゆく人間達を描いた本作は、ダーレン・アロノフスキー監督自身、モンスターの出ないホラー映画と表現するくらいにどっしりと凹み気が滅入ってしまう怖い作品です。数多くの気がめいるランキング、陰うつなランキング等で必ず上位に食い込むといっても過言でない作品であり、観終わった後の衝撃はかなりのもので、凹んでしまう事間違いなしの映画です。

キャストについて

絶望の4人を演ずる俳優陣の狂気の熱演が本当にすばらしかった!

大金持ちになり立ち直ることを夢見る男性陣にはは、ジャレッド・レト&マーロン・ウェイアンズです。特にハリー役のジャレッド・レトは、自身体重を数十キロ落としての体当たり演技だったそうです。若者がゆえの過剰な自信(強がり…)と破滅していく姿が観ていられないほど痛々しいのです。

ただし、この映画一番の被害者は女性陣達でしょう。

ハリーの母親役で未亡人サラを演ずるは、エレン・バースティン。後半での精神に異常をきたし鼻水までたらした迫真の演技は、この人本当に中毒なんでは!?っと思わせるくらい。『エクソシスト』の母親役でも有名な彼女は、この作品ではアカデミー主演女優部門にノミネートされています。

そして、ハリーの恋人役のマリオン役にジェニファー・コネリーです。彼女自身この時期は女優としても落ち目だった時であり、まさに女優生命をかけての体当たり演技でした。薬のためなら体も売るという汚れた役を演じきっており、見事な美貌を持つ女性が薬のために、売春を繰り返し、最終的には地下クラブで凌辱プレイの見世物となるまで落ちていく姿は、衝撃的な内容です…。

感想

薬物中毒の3人の若者、そしてTVクイズ番組に出るために薬物ダイエットに染まっていく孤独な未亡人サラの衝撃的な物語でした。観終わった時は虚脱感すら覚えてしまう陰鬱な映画です。

4人は幸せになる夢を抱いて進んでいくが、薬物に手を出してしまった彼等には破滅への道しかなく、一度薬物に手を染めた者には、幸せな未来は訪れないと見せつけられるのです。

なんとも悲惨な映画なんですが、昨今の薬物が問題になっている日本でも、反面教師映画として観てほしい映画(特に若い方)とも言えますね。興味本位で薬物に手を出してしまう事が多々問題になっていますが、未来は絶望しかないと教えてくれます。

薬物中毒から更正するような映画もありますが、更正できるのは一握りで本作が示す結末が正解なのかもしれない。何度薬物は駄目と言い続けるより、まずこの映画を見てと言ったほうが効果がある気がします。(実際に、日本の芸能人も再発をくりかえる方もいますよね)

やっぱり、ダーレン・アロノフスキー監督は人間の弱さを描くのがうまいですね。監督作品どれもそうなのですが、本作はまさに人間の弱さそのものを見せつけられる作品でした。音楽もクールだし繰り返し見せる薬物を体内に取り込む様の映像も今までにない見せ方、映像技術としても素晴らしかったです。

ラスト、若者3人が体を丸くして悲しむ姿が妙に心に残りました・・・。

だいふく

薬物は絶対だめなんだニャ~!

「レクイエム・フォー・ドリーム」関連商品

映画レビュー検索

映画「翔んで埼玉」のあらすじ・感想レビュー:埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!

「翔んで埼玉」の映画情報

翔んで埼玉 製作年:2019年
 製作国:日本
 上映時間:107分
 [Amazon Primeで観る]
 [楽天ブックスで買う]


 

あらすじ

東京都民から冷遇され続けてきた埼玉県民は、身を潜めるように暮らしていた。東京都知事の息子で東京屈指の名門校・白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美は、容姿端麗なアメリカ帰りの転校生・麻実麗と出会い、惹かれ合う。しかし、麗が埼玉出身であることが発覚し...。

予告

映画データ
監督 武内英樹
原作 魔夜峰央
キャスト 二階堂ふみ
GACKT
伊勢谷友介
受賞歴 第21回ウディネ・ファーイースト映画祭
アジアン・ポップアップ・シネマ観客賞

「翔んで埼玉」感想レビュー

映画館鑑賞状況

だいふく

どーも。そこらへんの草を食べてる埼玉県人、だいふくです!

ということで、もちろん埼玉県の映画館で鑑賞しました。いや~~~、面白かったです。埼玉県をこんだけけなしているのに、なぜか埼玉愛が感じられる不思議な映画です。全く嫌な気にならなかったです!

そして、恐らく埼玉県人ばかりが集まったであろう映画館内の一体感。ちょっと他県の方では味わえなかった雰囲気が漂ったでしょうね。といっても、この映画は埼玉県人でなくても確実に面白く楽しめる映画でしょう!

【追記】

なんと、Blu-rayやDVDが発売されても、しばらく埼玉県だけは映画館上映されてました。いつ映画館上映終わるんだろうって思う程。これって他の映画ではあまりない現象ですね。それほど、埼玉限定でリピーターが多かったんでしょう。

映画の設定について

実に面白かったのが、東京を中心として東京に入るためには通行手形が必要であり、なんとか東京に取り繕うための埼玉VS千葉の戦いが行われているのです。そいて戦いを誘発させているのが裏で東京都仲良くやっている神奈川という設定です。

現実では、東京、神奈川に続くべく、関東3位?争いを埼玉VS千葉で勝手に意識しているので、現実味があり身近に感じられます。関東以外の人でもわかりやすい設定のため、これだけロングヒットをしているのでしょうね。ひそかに茨城と群馬がかなりディスられているのが大丈夫!?と気になりましたが・・・。

登場人物の設定も見事な面白さ。東京都知事の息子の壇ノ浦百美(二階堂ふみ)とアメリカ帰りの転校生が埼玉出身の麻実麗(GACKT)のコンビが良かった。あれだけ埼玉嫌いを主張していた、壇ノ浦が惚れたもの負けで、麻実麗のキスの魔力によって埼玉派にどんどん変わっていく状況がこれまた滑稽なのです。麻実麗のピュアさが埼玉を助けたといっても過言ではないですね。ちなみに、映画では二階堂ふみが演じていますが、いちお設定では男同士ですから…。

感想

最初から最後までずーっと劇場が笑いで絶えず、埼玉県で観た分、余計に一体感もありでした。ちなみに個人的に一番おもしろかったのは、埼玉VS千葉が出身有名人を出して対峙しているところ。アルフィー高見沢はほんとウケた!!!

大人が真剣にバカなことを演じた映画ですが、珍しくうちの子供が一緒に映画館で観たいということで家族水入らずで楽しみました。そして多分分からないところもありつつ、子供もしっかり楽しんでいましたね。

海外でもしっかりウケているようで、イタリアやシカゴの映画賞を受賞したそうですが、いずれの賞も観客賞なので国がちがえどしっかり観客の心をつかんでいる作品でしょう。変な意味で世界に埼玉が有名になりました。

監督の武内英樹は、他にも『テルマエ・ロマエ』2作品でも観客賞を受賞しているので、まさにお客さんを笑顔にさせてくれる素晴らしい監督といえるでしょう。原作である漫画も見たくなりました。

「翔んで埼玉」関連商品

 

映画レビュー検索

映画「羊の木」感想・レビュー:疑うか、信じるか。彼らは全員元殺人犯

 

羊の木

羊の木

「羊の木」映画情報

オンライン鑑賞

Prime Video Rakuten TV

※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

寂れた港町・魚深にそれぞれ移住して来た6人の男女。彼らの受け入れを担当することになった市役所職員・月末は、これが過疎問題を解決するために町が身元引受人となって元受刑者を受け入れる、国家の極秘プロジェクトだと知る。月末や町の住人、そして6人にもそれぞれの経歴は明かされなかったが、やがて月末は、6人全員が元殺人犯だという事実を知ってしまう。そんな中、港で起きた死亡事故をきっかけに、町の住人たちと6人の運命が交錯しはじめる。

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 羊の木
製作年 2018年
製作国 日本
上映時間 126分
監督 吉田大八
製作 長澤修一
太田哲夫
脚本 香川まさひと
メインキャスト 錦戸亮
木村文乃
松田龍平
受賞歴 ・釜山映画祭キム・ジソク賞


 

「羊の木」映画解説

だいふく

豪勢な俳優陣が元殺人受刑囚を演じる映画だニャ!

作品解説

第22回釜山国際映画祭(2017年)でキム・ジソク賞を受賞している作品であり、原作は、日本の漫画です。映画では6人の殺人者を描いていますが、実際漫画では11人の凶悪犯罪者(殺人者ではない)となり、設定も含めて映画では結構改変も加えられています。

気になるのは映画タイトルの「羊の木」ですが、かつて中央アジアにスキタイという街があり、本作でも絵が登場する"羊が実る木"があるといわれており、そこから決めたと監督は言っています。しかしながら、映画の中ではほとんど絵に関して言及されておらず、完全に意味不明で終わりますので、タイトルの意味を映画に期待はできません。

登場する犯罪者

本作の見どころは、なんといっても個性的な犯罪者を演じる豪勢な俳優たちでしょう。一人一人が強烈な過去を持っているので、そんな登場人物の犯罪歴と演じる役者をまとめてみました。()が俳優名です。

6名の犯罪歴

1.宮腰一郎(松田龍平):因縁をつけられ逆上し傷害致死
2.栗本清美(市川実日子):DVの酒乱彼氏を殺害
3.太田理江子(優香):夫とセックス中に勢い余り絞殺
4.福元宏喜(水澤紳吾):働いている理髪店の店主を殺害
5.杉山勝志(北村一輝):傷害致死
6.大野克美(田中泯):暴力団関係で殺人

これだけの殺人者が"新仮釈放制度"として一同に小さな田舎町に訪れるのですから、もちろんなじむ者、なじめない者がいますし、結局何かしら事件をやらかしてしまう者もいます。

 

理髪店に就職した福元とクリーニング屋の大野は街になじんだ派だったでしょう。事件は起こりましたが、両者とも、この映画の暗いテーマの中では、割とほのぼのとした物語の展開で良かったです。

反して太田と栗本の女性陣2人は、おかしな方向にいってしまった組でしょう。二人とも一生懸命ですが、かなり違和感が残る展開を繰り広げます。

そして、悪のままであったのが、杉山と宮越の二人です。杉山は根っからの悪ですが単純で分かりやすいのですが、宮越は完全に根っからのやばい人間オーラがひしひしと出ていました。

羊の木

出典:映画.com

「羊の木」感想・レビュー

これだけの豪華な俳優陣が演じる個性的な登場人物なのに、残念なことに活かしきれていない気がしました。前半で犯罪者6人の話が進んでいくときは、非常に興味深かったのですが、後半は、ほとんどが犯罪者の一人宮腰と市役所職員の月末の話だけになってしまい、他の犯罪者が余りにもあっさり描きすぎてもったいなく感じます。

この6人それぞれを描くには、完全に尺が足らず薄っぺらさを感じずにはいられません。宮越以外の人間ドラマの部分をもっと描いてくれていれば、面白い映画になっただろうにと思います。月末と犯罪者の関係性がなかなか面白く、月末のキャラのおかげで、6人それぞれの個性が引き出ていた分、残念でした。

さらに、月末と同級生だった木村文乃演じる石田との関係性もなんだか中途半端な描き方だった印象です。結局好き同士なのかどうかもわからなく終わり、もうちょっと繊細に描いてほしかった印象です。

 

さらにとどめがラストです。観終わった時の感想は、、、

ん?ん?ありえないんですけど…。

 

何故か人間ドラマから一気にカルト映画のような流れになってしまい、一気にチープな映画に思えてしょうがないのです。前半の人間ドラマ感が良かっただけに、本当に残念な展開でした。

おそらく漫画でなら面白かったんでしょうが、ここまで真面目なヒューマンサスペンス感満載の映画だったのに、実写で現実味に欠けるものを描かれると白けてしまいました。

 

全体的に見ると、ラストシーンはともかく、殺人犯の罪の事情もそれぞれ、刑期を終えた後も改心する人、悪のままの人でそれぞれというテーマは、なかなか考えさせられるものがありそういった意味では面白かったです。"新仮釈放制度"が割と現実でもありえそうなのが怖いですよね…。

だいふく

ラストは何とかできなかったのかニャ~!

「羊の木」関連商品

 

映画レビュー検索

映画「ウィッチ」感想・レビュー:魔女誕生秘話を描く!

 

ウィッチ

ウィッチ

「ウィッチ」映画情報

オンライン鑑賞

Prime Video

※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

1630年、ニューイングランド。ウィリアムとキャサリンの夫婦は、敬けんなキリスト教生活を送るために5人の子どもたちと森の近くにある荒地へとやって来た。しかし、赤ん坊のサムが何者かに連れ去られ、行方不明となってしまう。家族が悲しみに沈む中、父ウィリアムは、娘のトマシンが魔女ではないかとの疑いを抱き、疑心暗鬼となった家族は、狂気の淵へと転がり落ちていく。

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 The Witch
製作年 2015年
製作国 アメリカ
上映時間 93分
監督 ロバート・エガース
製作 ジェイ・ボン・ホイ
ラース・カスダ
脚本 ロバート・エガース
メインキャスト アニヤ・テイラー=ジョイ
ラルフ・アイネソン
ケイト・ディッキー
受賞歴 ・サンダンス映画祭監督賞
・インディペンデント・スピリット賞新人作品賞
・エンパイア賞最優秀ホラー作品賞
他多数


 

「ウィッチ」映画解説

だいふく

サンダンス映画祭監督賞を受賞した映画なんだニャ!

作品解説

予算もスケジュールも限られたインディペンデント映画でしたが、サンダンス映画祭の監督賞をはじめ、数々の映画賞を受賞したダークファンタジー作品です。しかもロバート・エガース監督は本作が映画デビュー作ですから驚きです。

まさに17世紀の魔女伝説を描いた作品となり、「魔女」をテーマに、赤子をさらわれた家族が次第に狂気の淵へと転落していく姿を描き、一人の少女が苦しみながらも、魔女へ覚醒していく様子が描かれています。

 

終始重苦しく、薄暗く、そして不快感を感じてしまう映画です。映像からも、音声からも、演者たちの不気味な様子からも一瞬で引きみな世界観にどっぶり浸かってしまい、本作を最後まで観るには精神力が必要となるかもしれません。

ヒロイン役のアニヤ・テイラー=ジョイ

ヒロインのトマシン役であるアニヤ・テイラー=ジョイに関して触れておきましょう。彼女は、ナイト・シャマラン監督から本作の演技をかわれ「スプリット」に主演し、その続編である「ミスター・ガラス」にも出演し素晴らしい演技を見せてくれている、一躍注目の女優さんです。

しかも、彼女本作が映画デビュー作なのですが、それまでちゃんと演技を習ったことはなかったというエピソードもあります。

 

第一印象は少し目が離れ気味で、そこまで綺麗な方とは思えない印象ですが、出演している映画を見ていくと不思議と彼女の魅力にのめり込んでしまうのです。まさにミステリー映画のニューヒロインでしょう!

 

そしてついには、Netflixオリジナル「クイーンズ・ギャンビット」で、第78回ゴールデン・グローブ賞 (ミニシリーズ・テレビ映画部門)作品賞&主演女優賞を獲得しています。

がしかし、彼女はホラーやミステリー映画が会うと思うのは私だけでしょうか!?雰囲気が抜群です。是非、これからもミステリーやホラー系で活躍してもらいたいものです。

ウィッチ

出典:映画.com

 「ウィッチ」感想・レビュー

長女トマシンが、赤ちゃんに、「いないいないばぁ」をやって目を覆った瞬間赤ちゃんが何者かにさらわれてしまう…この瞬間から、不気味で気味が悪い状況が怒涛のように襲ってきます。

映画を鑑賞していてこの時点では、魔女と一家の戦いを描く作品なのかな思いました。が、しかし、本作はそんな甘い発想の映画ではなかったですね。一家が宗教にとらわれ発狂していく姿が延々と描かれています。1つの事件から完全に一家は心が闇に落ち、家族同士のの知り合い、犯人を決めつけ、家族が醜く破滅していくのです…。

ウィッチ

出典:映画.com

 

いや~、観ていて辛かった。そして疲れた。が正直な感想かもしれません。常に不安を感じながら鑑賞をしないといけず、一家それぞれの色濃いキャラがあまりにも不気味なのです。一番、正常で健気なトマシンの存在自体が一家の中で異教徒のように感じてすしまうほど。

 

そして一番まともで有っただろう、長女トマシン。が、この手で母を殺めてしまった瞬間、彼女も何かが弾けてしまった…。

ここに、魔女が誕生したのだ!

 

今までの映画で魔女が誕生した理由を描いた映画なんてあったんでしょうかね!?まさに、衝撃的な映画です。

ウィッチ

出典:映画.com

 

ラストシーンがまたとても印象的でありました。、初めて味わうような何とも言えない感覚で、非常に不気味だけど美しい光景を目の当たりにした感覚です。観終わった後は、重く暗いどんよりした感情しか湧いてきませんでした…。

だいふく

なんだかとても、つかれたニャ!

「ウィッチ」関連商品

映画レビュー検索

映画「キングダム」感想・レビュー:天下の大将軍への道が始まる!

 

キングダム

キングダム

「キングダム」映画情報

オンライン鑑賞

Prime Video Rakuten TV

※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

紀元前245年、春秋戦国時代の中華西方の秦の国。戦災孤児の少年・信と漂は天下の大将軍になることを目標に掲げ、日々の剣術の鍛錬に励んでいた。王都の大臣・昌文に召し上げられた漂が王宮へ入り、信と漂はそれぞれ別の道を歩むこととなる。

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 キングダム
製作年 2019年
製作国 日本
上映時間 134分
監督 佐藤信介
原作 原泰久
脚本 黒岩勉
原泰久
メインキャスト 山崎賢人
吉沢亮
橋本環奈
長澤まさみ
大沢たかお
受賞歴 -


 

「キングダム」映画解説

だいふく

見ごたえ満点の映画だニャ!

作品解説

中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のベストセラー漫画を山崎賢人主演で実写映画化。紀元前245年、春秋戦国時代の中華西方の秦の国を描いた。

 

本作では、戦災孤児の少年・信が将軍を目指していくための序章部分を描いた作品。秦の若き王のえい政と出会い行動を共にし王宮を奪還する様子までが描かれており、原作好き、戦国物好きは当たり前、そうでない方もかなり楽しめる出来になっています。

関連作品

【続編】

キングダム2 遥かなる大地へ

キャストについて

それぞれの役者さんの個性がうまく出て良い作品となっていました。

特にえい政と漂を一人二役で演じた吉沢亮が優しくもりりしい姿で見事にだったと思います。反して信を演じた山崎賢人、役柄上なんだかうるさい感じで空回り感が見事に演じられつつ、アクションシーンなんかは目を見張るものがありとても見ごたえありました。

 

女性陣では、なんと言っても楊端和の長澤まさみが美しくも強く戦う女を演じて良かった。アクションシーンもしっかりこなし、これまで見る彼女の役柄とは全く違うのにしっくりきました。河了貂の橋本環奈も、なんだか結局どういうキャラか分からない部分は有りましたが、暗い話のなかでほのぼのしていて彼女のかわいらしさが活きていたと思います。

 

そして!なんといっても一番印象に残ってしまった、というか頭から離れないのは、王騎を演じる大沢たかおでした。風貌が異様な上に話し方も特徴的で強いと来ています。もう頭からこのキャラが離れないですよ。なんだか映画が最後の最後ですべて大沢たかおの王騎にもってかれた間感覚すら覚えます!

キングダム

引用:(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

「キングダム」感想・レビュー

原作漫画は見ていないため予備知識ない中での鑑賞ですが、映画館で鑑賞しました。正直、鑑賞前はあまり期待していませんでした。特に、日本のこういった漫画を原作とした戦国物ってなんだかちゃっちい印象がありました。

がしかし、すみません面白かった!!!スケール感も十分でしっかり作られていましたね。映画館での鑑賞は迫力もあって大満足で、2時間以上もあっという間に終わりました。上映が終わった後、素直に早く続きを見たい!って思える作品でした。

 

古き戦国物に現代風アレンジが融合した新しい戦国映画を観た気がします。悪役も強くて、アクションシーンはやはり見どころですね。特に信と左慈との闘いは、見どころ十分でした。

 

ただ、前述しましたが、王騎大沢たかおのインパクトが強すぎましたね(笑)

存在感が圧倒的です。次回作も作られると思いますが、大沢たかおがまたどのくらいのインパクトを残すかが楽しみですが、信を演じる山崎賢人が負けないくらい存在感を出してくれればと思えました。

キングダム

引用:(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

だいふく

原作が読みたくなったにゃ!

「キングダム」関連映画

「キングダム」関連商品

映画レビュー検索

映画「クワイエット・プレイス」感想・レビュー:音を立てたら即死!

 

クワイエット・プレイス

クワイエット・プレイス

「クワイエット・プレイス」映画情報

オンライン鑑賞

Prime Video Rakuten TV

※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った1組の家族がいた。その“何か”は、呼吸の音さえ逃さない。誰かが一瞬でも音を立てると、即死する。手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らすイヴリンリーの夫婦と子供たちだが、なんとイヴリンは出産を目前に控えているのであった。果たして彼らは、無事最後まで沈黙を貫けるのか。

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 A QUIET PLACE
製作年 2018年
製作国 アメリカ
上映時間 90分
監督 ジョン・クラシンスキー
製作 マイケル・ベイ
アンドリュー・フォーム
メインキャスト エミリー・ブラント
ジョン・クラシンスキー
ミリセント・シモンズ
ノア・ジュプ
受賞歴 ・放送映画批評家協会賞 SF/ホラー映画賞
・全米映画俳優組合賞助演女優賞
・サテライト賞 録音・音響効果賞


 

「クワイエット・プレイス」映画解説

だいふく

映画館で鑑賞してこれだけ疲れた映画は久々だニャ。

作品解説

『ボーダーライン』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントが主演で、夫でもある俳優のジョン・クラシンスキーが監督・脚本を手掛けたサスペンスホラーです。

 

音に反応して人間を襲う「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕した世界で、「決して音を立ててはいけない」というルールを守り、生き延びている家族を描いています。設定上、映画の大半が無声もしくは小声と言う状況で視覚と聴覚に訴えかける映画でもあり、第91回アカデミー賞音響編集賞ノミネートされています。

 

2021年には続編が公開され、本作のその後を描いています。

関連作品

【続編】

クワイエット・プレイス 破られた沈黙

映画館鑑賞の状況

公開当時に映画館で鑑賞しました。映画のキャッチフレーズ通り劇場内が静寂で包まれ、全く音を立てることができない緊張感の中での鑑賞でした。余りの沈黙にポップコーン買った人は食べれなかったと思います(汗)

何故、このような世紀末の状態になったのかの説明はありませんので、物語よりもシチュエーションを体験させらる観客一体感を味わえる映画でした。静寂から突然の音が出るシーンはびっくりします。視覚ではなく聴覚で驚かせられるため、耳はずっと気を張っていないといけず、映画鑑賞しながら感覚が研ぎ澄まされていくようでした。

映画館で観れなかった方は、ヘッドホンで鑑賞すると同じ緊張感が味わえると思いますので是非試してみてください!

クワイエット・プレイス

出典:映画.com

「クワイエット・プレイス」感想・レビュー

音を立てれないホラー映画と言えば『ドント・ブリーズ』がありますが、何かを制限されているシチュエーションホラーは、観ている側も一緒にその場にいる緊張感を味わえるので面白いです。

 

本作も、音を立てたら襲ってくる"何か"という設定ではありますが、一貫して家族愛がテーマでありました。音を立てずに細心の注意を凝らし、絶望的な環境の中で協力しながら生活する一家を描きます。ただ、その生活の中には、末っ子のビューの死が暗く深く影を落とし、崩壊していく家族の絆…。前半はそんな様子が繰り広げられ、少しづつ崩れてしまっていく家族の仲が不憫でたまらないのです。

クワイエット・プレイス

出典:映画.com

 

一転、映画後半は、前半の静寂から一気に動へと変わっていきます。なにか静寂を解禁したかのような勢いで、今まで存在が不明であったモンスターも一気に登場し、まさに命を懸けた戦い。

そんな戦いの中での母親イヴリンの出産劇があります。いや~、この映画一番の見どころと言っても過言ではないかもしれません。静寂必須の世の中で、ありえないと苦言に近いレビューも見られますが、個人的には、この出産シーンは、ホラー映画史に残るくらいのインパクトがあった気がします。よりによって家族不在のなか"何か"におびえながら浴槽で一人出産する様子は、否が応でも手に汗握る緊張MAXなシーンなのです。モンスターの近くで声を出さないで出産なんて、今までの映画史で有ったでしょうか?

クワイエット・プレイス

出典:映画.com

 

そのモンスターはかなり気持ち悪い外見でした。視覚がないため聴覚頼りに行動するといった設定ですが、動きが俊敏でおまけに体が硬いため、どうしようもない位なスペックのモンスターでした。ではどうやって倒すのでしょう…、やっぱりなと思うかもしれません。そうです、強みである聴覚がモンスター討伐のキーポイントでもありましたね。

 

賛否両論な意見があり評価もそこまで高くない映画ですが、映画館で観たという事もあるかもですが個人的には面白かったですし、映画時間が90分という短さには評価できます。モンスター物は簡潔に描くのが一番だと思います。変にだらけず、余計なことも居れず、さくっと鑑賞できたのが成功したと思います。

だいふく

続編も楽しみだニャ!

「クワイエット・プレイス」関連商品

映画レビュー検索

「こわいものみたさ」映画レビュー50音検索

「こわいものみたさ」内の映画レビュー50音検索となります。

だいふく

ジャンル別検索も利用してニャ。

映画50音検索

あ行

青くて痛くて脆い

悪魔の赤ちゃん

悪魔のいけにえ

悪魔の毒々モンスター

悪魔の毒々モンスター 東京へ行く

アス

アド・アストラ

アナと雪の女王2

アベンジャーズ エンドゲーム

アラジン

アリー スター誕生

異端の鳥

IT/イット(1990)

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

犬鳴村

今さら言えない小さな秘密

ウィッカーマン

ウィッチ

永遠に僕のもの

エクソシスト

es エス

X-MEN:ダーク・フェニックス

エレファント・マン

オールド

か行

累 かさね

Girl ガール

記憶にございません!

鬼滅の刃 無限列車編

キングダム

キングダム2 遥かなる大地へ

THE GUILTY ギルティ

来る

CLIMAX クライマックス

クリープショー

グリーンブック

クワイエット・プレイス

クワイエット・プレイス 破られた沈黙

ゴーストランドの惨劇

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

ゴジラvsコング

コンフィデンスマンJP ロマンス編

さ行

サイレントヒル

サスペリア1977

サスペリア2018

サスペリア PART2

THE FIRST SLAM DUNK

ザ・ファブル

ザ・フライ

サンゲリア

ジェーン・ドウの解剖

縞模様のパジャマの少年

シャイニング

ジョーカー

食人族

ジョン・ウィック コンセクエンス

死霊のはらわた

シン・ウルトラマン

シン・エヴァンゲリオン劇場版

SING シング ネクストステージ

シン・シティ

スケアリーストーリーズ 怖い本

すずめの戸締まり

スターシップ・トゥルーパーズ

スティーブン・キングのランゴリアーズ

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

スパイダーマン ファー・フロム・ホーム

スペース・バンパイア

スマホを落としただけなのに

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間

ゼイリブ

ソードフィッシュ

ゾンゲリア

ゾンビ・サファリパーク

た行

Diner ダイナー

ターミネーター ニュー・フェイト

チェンジリング(1980)

チャイルド・プレイ(1988)

チャイルド・プレイ(2019)

チョコレートドーナツ

追悼のざわめき

冷たい熱帯魚

テッド・バンディ

TENET テネット

天気の子

トイ・ストーリー4

ドクター・スリープ

ドッグヴィル

翔んで埼玉

な行

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド

人魚の眠る家

は行

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

八仙飯店之人肉饅頭

バッド・ジーニアス 危険な天才たち

ハッピー・デス・デイ

ハッピー・デス・デイ 2U

パラサイト 半地下の家族

ハロウィン(1978)

ハロウィン(2007)

ハロウィン(2018)

ピアッシング

羊の木

ヒドゥン・フェイス

ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん

ファニーゲーム

ブライトバーン 恐怖の拡散者

フラッシュダンス

フリークス

フライトナイト

プロメテウス

ペット・セメタリー(1989)

ぼくのえり 200歳の少女

ボーダー 二つの世界

ま行

マウス・オブ・マッドネス

マリグナント 狂暴な悪夢

マーターズ

マッドマックス 怒りのデス・ロード

見えない目撃者

ミスター・ガラス

ミスト

ミッドサマー

ムカデ人間

メン・イン・ブラック インターナショナル

モータルコンバット

や行

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ

友罪

夕陽のあと

湯を沸かすほどの熱い愛

よこがお

世にも恐ろしいグリム童話

世にも恐ろしい日本昔話

ら行

ライオン・キング(2019)

ラストナイト・イン・ソーホー

ラ・ヨローナ ~泣く女~

ランボー ラスト・ブラッド

竜とそばかすの姫

リング

レクイエム・フォー・ドリーム

ローズマリーの赤ちゃん

わ行

私が、生きる肌

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

Copyright ©2019 こわいものみたさ All rights reserved.
【プライバシーポリシー】 【お問い合わせ】