「サイレントヒル」映画情報
オンライン鑑賞
※時期により鑑賞できない場合あり。
あらすじ
赤ん坊の頃に養女としてシャロンを引き取ったローズ夫妻。だが、9歳になったシャロンが「サイレントヒル…」と呻き声を発するようになる。ローズはアメリカ・ウエストバージニア州にサイレントヒルという街があることを探り当て、シャロンと共にそこを訪れるが、街はすでに廃墟と化していた…。
出典:映画.com
予告編
作品データ
原題 | Silent Hill |
---|---|
製作年 | 2006年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 126分 |
監督 | クリストフ・ガンズ |
製作 | サミュエル・ハディダ ドン・カーモディ |
脚本 | ロジャー・エイバリー |
メインキャスト | ラダ・ミッチェル ショーン・ビーン ローリー・ホールデン ジョデル・フェルランド |
受賞歴 | - |
「サイレントヒル」映画解説
コナミのホラーゲームが映画化された作品なんだニャ!
作品解説
コナミのホラーゲームの映画化となり、アメリカ、カナダ、フランス、日本の合作ホラー映画となります。原作ゲームの本質を、この街の硬質な静謐と、クリーチャー群の独特な造形にあると見極め、映画に移植した作品となっています。
その実現に貢献したのが、デビッド・クローネンバーグ監督作の常連プロダクション・デザイナー、キャロル・スピアです、クローネンバーグ映画の体温の低さと緩やかな眩暈を、この異形の街に与えています。
監督は「ジェヴォーダンの獣」のクリストフ・ガンズで、原作となったゲームファンらしいです。現場にプレステ持ち込んで皆にやらせたか見せたかで、あるシーンをゲームと全く同じ構図にしたというエピソードまであるほどでした。
関連作品
【続編】
最恐ゲームのサイレントヒルシリーズ
ゲームのサイレントヒルシリーズは一通りやりましたが、めちゃくちゃ怖いです。バイオハザードシリーズもやっているのですがそれ以上で、サイレントヒルの怖さは異常でした。
まず、出てくるクリーチャーが意味が分からない造形なのです。わけが分からないものに襲われほど恐怖はありません。そして、最大の恐怖は暗さでした。ゲームなのに真っ暗なシーンが多くてまったく先が見えない。途中で何度も進むのを放棄したかったことか。
ちなみに、サイレントヒルシリーズでおなじみのクリーチャーといえば、三角頭(レッドピラミッドシング)とバブルヘッドナースです。ちなみに三角頭の頭の被り物の下は肉がぎっしり詰まっているのです。(ゲームをやらないと分かりません)
ゲームをやっている時は、夜寝ていて夢でうなされて叫んで起きてしまったことが何度かありました。もう一回やれるかと言われると、その勇気が出ません…。
「サイレントヒル」感想・レビュー
前述したように、これほどまでに怖いゲームの実写版ということで、期待半分で観ましたが、予想以上に出来がよかったです。割とゲームに忠実に作られていますが、知らない人も十分楽しめて怖いサイレントヒルでした。
出典:(C)Sony Pictures / 『サイレントヒル』
ストーリーは、魔女、信仰がテーマです。村人はひどいよねぇ。あれは、うらまれてもしょうがないですよ。生きたまま火あぶりなんて残酷すぎる…。自分たちの都合のいいようにしか解釈しない信仰心の身勝手さ、怖さが描かれています。
“サイレン”が鳴った瞬間、CG効果もプラスして恐怖感が非常に見事でした。ざわざわっと一気に闇の世界に変わる瞬間は当人たちは絶望でしかなく、逃げたくても逃げれない恐怖は相当なものです。
そして、クリーチャーも非常にリアルで怖かったです。まぁ、お馴染みの三角頭は、ゲームでは怖いですが実写になると人間っぽさも出てしまうのでそこまで怖くなかったのですがね。(ゲームでは三角頭と戦う時の絶望感はすごいものでした)
そして、サイレントヒルもう一つのお馴染みキャラ恐怖のナースもちゃんと登場。やっぱり動きが気持ち悪いですね。ナースの集団の中を通っていくなんて、絶対に無理だなぁ。
ゲームファンであればもう一つの興奮どころは、やはり音楽ですね。サイレントヒルの不気味さを表現した、怖すぎるくらい不気味な音楽もしっかりと映画でも使われていました。ただ、この映画を心底から楽しむにはゲームを知ったに越したことはないのですが、知らない人も十分楽しめる映画です。
絶望感と、わけのわからなさが恐怖の映画だニャ!
「サイレントヒル」関連商品