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映画「ハロウィン(2007)」のあらすじ・感想レビュー:リメイクで甦る恐怖!

「ハロウィン(2007)」映画情報

ハロウィン(2007) 製作年:2007年
 製作国:アメリカ
 上映時間:109分
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あらすじ

米イリノイ州の片田舎ハドンフィールド。10月31日ハロウィンの夜、可愛がっていた赤ん坊の妹を残し、母親の恋人と姉、そのボーイフレンドを惨殺した少年マイケル。その夜から彼は厳重警備の精神病院に収容され、著名な小児行動学者・ルーミス医師の治療を受ける。17年後、異様な巨人へと成長した彼は脱走し、呪われたマスクを再び被り、妹を捜しながら殺戮を開始する…。

予告

映画データ
原題 Halloween
監督 ロブ・ゾンビ
製作 マレク・アッカド
ンディ・グールド
キャスト タイラー・メイン
マルコム・マクダウェル
受賞歴

「ハロウィン(2007)」感想レビュー

はじめに

本作はリメイクとなりますが、オリジナルはジョン・カーペンター監督による1978年の名作ホラーとなります。70年代は、ホラーの殺人鬼「13日の金曜日」のジェイソンすら登場していませんでしたので、このハロウィンがまさに殺人鬼ものの原点ともいえるかもしれません。オリジナルのレビュー記事も参考にしてみてください。

作品について

1978年に公開されたジョン・カーペンターの大ヒットホラー『ハロウィン』を、ロックアーティストのロブ・ゾンビがリメイク。ロブ・ゾンビは、本作で監督としては3作目となります。

原作にはほとんど描かれていない、マイケル・マイヤーズの子供時代が描かれています。彼がなぜ殺人鬼になったのか、さらにマスクをかぶるきっかけもはっきりと描かれています。悲しい家庭環境に産まれ、動物を殺すことに快楽を得ていた幼少時代、母親を馬鹿にされた瞬間、彼の中に潜む殺人鬼が目覚めるのです。リメイクと言うか、ビギニング的な映画とも言えますね。

マイケル・マイヤーズが大人になってからの展開は、オリジナルと同じではあります。ただしかし、無駄に人殺しすぎなんです。次から次へと、無差別殺人を繰り広げます。ちょっとこれはやりすぎ感もありますが・・・。

脱走後の、ブギーマンの心のよりどころは、唯一の肉親の妹の存在。彼は、自分を傷つけなかった妹のことだけを頼りに生きてきたんでしょう。でも、もちろん妹からは今の彼は受け入れられるわけがなく…。なんだか、リメイク版は、マイケル・マイヤーズが可哀想と思える場面が見え隠れしましたね。

本作を心から楽しむには、色々比較もできるオリジナルを鑑賞後をお勧めします。オリジナルを観ないとリメイク版の良さが分からないですし、ロブ・ゾンビ監督のオリジナルに対する深いリスペクトを感じさせられること間違いないでしょう。

感想

ブギーマン再来!!!

原作を知っている身としては、無敵のブギーマンの復活と共に、妙に心に残る映画音楽が聴けるだけで大興奮でした。やっぱり、マイケル・マイヤーズ最恐ですし、ジョン・カーペンター監督が作曲した「ハロウィンのテーマ」曲は1度聞くだけで耳に残る不気味があり、今聴いてもやはり名曲ですなぁ。 

とにかく、無敵のブギーマンが弱かった子供時代から全く想像できないくらいの、怪力の大男で原作よりもパワフルさが増しています!ラストも絶対死んでいないでしょ!っと思ったら案の定、続編も作られてます。

ただ、ちょっとエロ場面が多すぎじゃないです?といいますか、アメリカ人の若者はエロのことしか考えていないのかってくらいの、エロ話ばかりでやりすぎ感には少し呆れました。ホラー映画とエロいシーンは付きものとも言いますが、やりすぎはいかんと思いますよ。もう少し趣向を凝らしてほしかったです。

世間の評判はあまりよくないようですが、原作を知っている私としては、結構満足できる内容ではありました。単にグロいだけのホラー作品とは違い、ストーリーは分かりやすく、古典的ホラーという感覚で観れましたし。ロブ・ゾンビ監督がオリジナルが大好きなんだということも理解できましたね。

あ~、しかし困りました。音楽が耳から離れない。

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