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映画「レクイエム・フォー・ドリーム」のあらすじ・感想レビュー:薬物中毒を描く陰鬱映画の名作!

「レクイエム・フォー・ドリーム」の映画情報

レクイエム・フォー・ドリーム

 製作年:2000年
 製作国:アメリカ
 上映時間:102分
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あらすじ

テレビを見るのが何より楽しみな中年未亡人サラは、ある日テレビ番組への出演依頼の電話を受け、お気に入りの赤いドレスでテレビへ出るためダイエットを始める。一方、息子のハリーは恋人マリオンとのささやかな夢を叶えたいと麻薬売買に手を染める。季節が変わり、赤いドレスが着られるようになったサラはダイエット薬の中毒に、麻薬の商売がうまくいかなくなったハリーとマリオンは自らがドラッグの常用者となっていた…。

予告

映画データ
原題 REQUIEM FOR A DREAM
監督 ダーレン・アロノフスキ
製作 エリック・ワトソン
パーマー・ウェスト
キャスト ジャレッド・レト
エレン・バースティン
ジェニファー・コネリー
マーロン・ウェイアンズ
受賞歴 インディペンデント・スピリット賞 主演女優賞
サテライト賞 長編映画部門主演女優賞
インディペンデント・スピリット賞 撮影賞

「レクイエム・フォー・ドリーム」感想レビュー

作品について

監督は、あの『ブラック・スワン』『レスラー』でも有名なダーレン・アロノフスキーです。監督自身の傑作ともいえるべき作品でしょう。

ドラッグにより破滅してゆく人間達を描いた本作は、ダーレン・アロノフスキー監督自身、モンスターの出ないホラー映画と表現するくらいにどっしりと凹み気が滅入ってしまう怖い作品です。数多くの気がめいるランキング、陰うつなランキング等で必ず上位に食い込むといっても過言でない作品であり、観終わった後の衝撃はかなりのもので、凹んでしまう事間違いなしの映画です。

キャストについて

絶望の4人を演ずる俳優陣の狂気の熱演が本当にすばらしかった!

大金持ちになり立ち直ることを夢見る男性陣にはは、ジャレッド・レト&マーロン・ウェイアンズです。特にハリー役のジャレッド・レトは、自身体重を数十キロ落としての体当たり演技だったそうです。若者がゆえの過剰な自信(強がり…)と破滅していく姿が観ていられないほど痛々しいのです。

ただし、この映画一番の被害者は女性陣達でしょう。

ハリーの母親役で未亡人サラを演ずるは、エレン・バースティン。後半での精神に異常をきたし鼻水までたらした迫真の演技は、この人本当に中毒なんでは!?っと思わせるくらい。『エクソシスト』の母親役でも有名な彼女は、この作品ではアカデミー主演女優部門にノミネートされています。

そして、ハリーの恋人役のマリオン役にジェニファー・コネリーです。彼女自身この時期は女優としても落ち目だった時であり、まさに女優生命をかけての体当たり演技でした。薬のためなら体も売るという汚れた役を演じきっており、見事な美貌を持つ女性が薬のために、売春を繰り返し、最終的には地下クラブで凌辱プレイの見世物となるまで落ちていく姿は、衝撃的な内容です…。

感想

薬物中毒の3人の若者、そしてTVクイズ番組に出るために薬物ダイエットに染まっていく孤独な未亡人サラの衝撃的な物語でした。観終わった時は虚脱感すら覚えてしまう陰鬱な映画です。

4人は幸せになる夢を抱いて進んでいくが、薬物に手を出してしまった彼等には破滅への道しかなく、一度薬物に手を染めた者には、幸せな未来は訪れないと見せつけられるのです。

なんとも悲惨な映画なんですが、昨今の薬物が問題になっている日本でも、反面教師映画として観てほしい映画(特に若い方)とも言えますね。興味本位で薬物に手を出してしまう事が多々問題になっていますが、未来は絶望しかないと教えてくれます。

薬物中毒から更正するような映画もありますが、更正できるのは一握りで本作が示す結末が正解なのかもしれない。何度薬物は駄目と言い続けるより、まずこの映画を見てと言ったほうが効果がある気がします。(実際に、日本の芸能人も再発をくりかえる方もいますよね)

やっぱり、ダーレン・アロノフスキー監督は人間の弱さを描くのがうまいですね。監督作品どれもそうなのですが、本作はまさに人間の弱さそのものを見せつけられる作品でした。音楽もクールだし繰り返し見せる薬物を体内に取り込む様の映像も今までにない見せ方、映像技術としても素晴らしかったです。

ラスト、若者3人が体を丸くして悲しむ姿が妙に心に残りました・・・。

だいふく

薬物は絶対だめなんだニャ~!

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