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映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のあらすじ・感想レビュー:この映画、世界観全てがMAD!

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の映画情報

マッドマックス 怒りのデス・ロード上映日:2015年06月20日
製作国:アメリカ
上映時間:120分
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STORY

資源が底を突き荒廃した世界、愛する者も生きる望みも失い荒野をさまようマックスは、砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョーの一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。

TRAILER

REVIEW

この世界観、このカーアクション、この迫力、何をとっても"MAD"です!!!冒頭からラストまでずーっとクライマックスシーンを観ているような感覚の120分は、息つく暇はありません。

子供時代に観たマッドマックス3部作から30年たっての続編です!パート1からはストーリーを継ぎ、パート2はカーアクションを継ぎ、パート3は世界観を継いだと個人的には感じており、過去作全てを無駄にせず生かしたパーフェクトな続編であります。アクションは現代技術を駆使しつつも、CGは使わず生スタントにとことんこだわった、傑作としか言いようがない出来栄えでした。

昔の3部作を知っている身としては、観る前に一番心配していたところとして、当然ながら主人公マックス=メル・ギブソンという印象を強く持っていました。本作は、『ダークナイト ライジング』のベイン役であったトム・ハーリーが演じましたが、心配は何のその、豪快かつ強いマックスとして名前負けせず見事に演じ切っていました。正直、主役の役者が変わった違和感全くありません。

さて、映画自体の評論ですが…。おっと、この作品を評論しようという、ヤボなことはしてはいけないですね!なぜなら、99%アクションを楽しむ映画だからです。

もー、悪役たちの容姿といい、改造車といい、攻撃といいなんて楽しいのでしょう。まさに北斗の拳の世界です!

そして、みーーーんな狂ってます。"MAD"です!

ボスの容姿も"MAD"

改造車も"MAD"

ギター弾きながら炎なんてびっくりキャラも登場!
(監督いわく、この映画はロックだ!を表現したかったとのこと)

とにもかくにも、この映画を27年ぶりに製作した、御年70歳の、ジョージ・ミラー監督が一番"MAD"なことは間違いありません!撮影話では何度も何度も、悪条件が重なり延期に延期を重ねたというエピソードもあるようですが、よくめげないで完成させてくれました。

さらに本作は、モノクロ(白黒)映像でも上映されました。オリジナル版はまさに映像美も含めての鑑賞となりますが、モノクロ版は情報量を抑えより世紀末感を感じることができる仕上がりになっています。

監督のこだわりやマッドマックスにたいする強い愛情がひしひしと伝わってきますね。監督是非続編も作ってください!(長生きしてくださいね!)

INFORMATION

英題 Mad Max: Fury Road
製作年 2015
監督 ジョージ・ミラー
製作 ダグ・ミッチェル
ジョージ・ミラー
出演者 トム・ハーディ
シャーリーズ・セロン
ニコラス・ホルト
ヒュー・キース=バーン
ゾーイ・クラビッツ
ライリー・キーオ
配給 ワーナー・ブラザース映画
受賞歴 アカデミー賞編集賞・美術賞・他4部門
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