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映画「死霊のはらわた(1981)」感想・レビュー:スプラッターホラーの火付け役作品!

 

悪魔のいけにえ

死霊のはらわた

「死霊のはらわた(1981)」映画情報

オンライン鑑賞

Prime Video Rakuten TV

※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

休暇で森にやってきた5人の男女は廃屋の地下で“死者の書”を発見。やがてテープレコーダーに録音されていた呪文によって、死霊が復活してしまう。死霊に乗り移られた者は他の者を襲撃。阿鼻叫喚の中、アッシュは必死の抵抗を試みるが……。

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 The Evil Dead
製作年 1981年
製作国 アメリカ
上映時間 86分
監督 サム・ライミ
製作 ロバート・G・タパート
脚本 サム・ライミ
メインキャスト ブルース・キャンベル
エレン・サンドワイズ
ベッツィ・ベイカー
ハル・デルリッチ
サラ・ヨーク
受賞歴 -


 

「死霊のはらわた(1981)」映画解説

だいふく

めちゃくちゃ大好きなホラー映画だニャ!スプラッタの火付け役ともいわれているニャ!

作品解説

「スパイダーマン」シリーズや数々のヒットホラーを生み出している、サム・ライミ監督の長編デビュー作品となり、ミシガン州立大学時代に撮った映画をリメイクした映画です。

 

本作は、日本でも大ヒットをしスプラッター・ホラーブームの火付け役となった映画と言われ、続編の2作品を含む3部作はカルト映画としても非常に有名です。後世のホラー映画にも数多くの影響を与えた映画で、リメイク、さらにはTVドラマシリーズと関連作品も多く出ています。

 

邦題につけられた「はらわた」という表現は全く作品には関係ありません。当時の日本映画では「悪魔の〇〇」「死霊の〇〇」というタイトルがブームとなり、本作品も同様につけられた背景があります。

関連作品

【続編】

死霊のはらわたII

死霊のはらわたⅢ キャプテン・スーパーマーケット

【リメイク】

死霊のはらわた

【TVドラマ】

死霊のはらわた リターンズ

アッシュ・ウィリアムズ伝説始まる

「死霊のはらわた」シリーズではお馴染みのアッシュ・ウィリアムズですが、ホラーファン(特に本国アメリカ)の間では大人気のキャラです。本作が登場となったのですが、何のとりえもないただの一般市民なのですが、何故だか悪霊に対してだけめっぽう強いというキャラです。

それだけでなく、彼の行動や動きが完全に面白おかしいのです。そいでもってお調子者でどこか間抜けときたものですから、ホラー映画なのにコメディーかというくらいの面白さです。

 

1作目の本作では、まだ真面目に作られている方なのですが、2作目3作目とどんどんアッシュのギャグっぷりが上がっていき、一気に人気キャラと昇りつめました。演じるのは、ブルース・キャンベルです。リメイク映画はアッシュは出ないのですが、それ以外の作品はTVドラマを含めすべて演じています。もう、ブルース・キャンベル=アッシュという印象が出来上がったといっても過言ではありません。

死霊のはらわた

「死霊のはらわた(1981)」感想・レビュー

めちゃくちゃ大好きなホラー映画です。ホラー好きにさせてくれた映画と言っても過言でないくらいです。といっても、学生だった頃は「死霊のはらわた」という、なんとも恐ろしいタイトルにビビッてしまい、大学生になるまで鑑賞が出来なかった懐かしい記憶があります。

でも、鑑賞した瞬間にこの映画の虜になり、続編を一気に観てDVDも購入したという(今はBlu-ray)ファンになりました。

死霊のはらわた

出典:映画.com

 

とにかく悪霊に取り付かれた人間が怖い。どんどん顔がぐちゃぐちゃになってく、声がいやぁ~な声質で、取り付かれた人間と一緒に居るだけでも精神がいかれそうな状況です。たちが悪いことに、悪霊だから肉体を切り刻んでもびくともせず、頭ちょんぎっても笑うは、体中ちょんぎってもぴくぴくして動くわで、胸くそ悪くなります。

死霊のはらわた

 

でもね、アッシュ・ウィリアムズのキャラもあってか、そのグロさや怖さも嫌じゃなく人間 VS 悪霊(しかも人間に取り付いた)の戦いがすさまじく、何とも面白い映像が繰り広げられるんです。

 

ラストは圧巻、いや伝説的いってよいシーンでした。悪霊に取り付かれた人間がどんどん溶けていくのですが、1コマ1コマ丁寧に肉が崩れていく映像が続きます。「普通ここまでやる?」って程に人間溶解のグロシーンが続けます。

「さすがに、もう終わりでしょ?」って思っても、いやいやまだまだっと、どんどん溶け続け、しまいには訳分からないエイリアンのようなものが体から飛び出てきたり、気持ちわるい物体が出てくるは、ゴキブリのようなものは出てくるで、監督完全に遊んでますね。ここまで行くと、グロさを越して逆に笑えてしまいます。

 

「いや~、お見事です!」の一言でした。よけいな前置きや説明などもなくシンプルに悪霊との戦いのみを主体にしているので常に緊迫状態ですし、カメラアングルもこの時代ならでわ技術で固定されて撮影されている所が多く怖さが引き立っています。上映時間も86分とだらけずサクッと終わるのも好印象です。

サム・ライミにより新しいホラーの形を提案した作品がここに登場したのでした。

だいふく

定期的に観たくなる映画なんだニャ。アッシュも最高だニャ~

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