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映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」感想・レビュー:さらば、エヴァンゲリオン!

 

天気の子

シン・エヴァンゲリオン劇場版

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」映画情報

オンライン鑑賞

Prime Video

※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

ミサトの率いる反ネルフ組織ヴィレは、コア化で赤く染まったパリ旧市街にいた。旗艦AAAヴンダーから選抜隊が降下し、残された封印柱に取りつく。復元オペの作業可能時間はわずか720秒。決死の作戦遂行中、ネルフのEVAが大群で接近し、マリの改8号機が迎撃を開始した。一方、シンジ、アスカ、アヤナミレイ(仮称)の3人は日本の大地をさまよい歩いていた…。

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 シン・エヴァンゲリオン劇場版
製作年 2021年
製作国 日本
上映時間 155分
監督 庵野秀明
原作 庵野秀明
脚本 庵野秀明
主な声優 緒方恵美
林原めぐみ
宮村優子
坂本真綾
受賞歴 日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞


 

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」映画解説

だいふく

実に25年の時を経て、いよいよエヴァ完結だニャ!

作品解説

庵野秀明監督による大ヒットアニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの最新作にして完結編となります。最初は、TVアニメシリーズとして1995~96年に放送されて以来、後に映画シリーズとして4部作で描いたきた作品の最終章となります。

 

エヴァのテーマは、人の本質とは何か? 人は何のために生きるのか? いつの時代にも通じる普遍的な核を持っており、シンジ、レイ、アスカ、マリ、個性にあふれたキャラクターたちが、人造人間エヴァンゲリオンに搭乗し、それぞれの生き方を模索する物語となっています。

関連作品

【前作】

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

エヴァンゲリオンの25年

1995年08月29日

コミック「新世紀エヴァンゲリオン 第1巻」(角川コミックス・エース)発売

1995年10月04日

テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(テレビ東京系)放送開始

1997年03月15日

劇場版「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」公開

1997年07月19日

劇場版「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」公開

2007年09月01日

劇場版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.」公開

2009年06月27日

劇場版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.」公開

2012年11月17日

劇場版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.」公開

2021年03月08日

劇場版「シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME」公開

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」感想・レビュー

ついに完結したー!という感覚です。TVシリーズはリアルタイムではないですが、TV放映から割とすぐに(2年くらいたって)観ました。その時、私は大学生でした。時を経て、25年(なんと四半世紀!)の歳月が流れ完結というから驚きです。

そして、今回中学生になる娘と一緒に映画館でエヴァの完結を観るという、自分も歳を取ったと思いつつ、自分が学生の時に見ていたアニメの完結を子供と見るということに、感慨深いものがあります。

映画館では、TVシリーズそして劇場版:序と破までの面白さ、そしてQの意味不明さで止まっていた自分の中のストップウォッチが、動き出すようでした。大人になっても変わらない楽しみな感覚です。

 

相変わらず、映画の登場人物には感情移入させてもらえました。1人1人個性は強いですが、全員がとても魅力的で素晴らしいのです。エヴァンゲリオンがこんなに長く愛されている理由の大きな一つでしょう。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ポスター

 

本作でも、シンジ、アスカ、レイの3人は魅力たっぷりでした。自分の運命に翻弄されながらも、成長していく姿はTVシリーズから観ている自分からすると感動すら覚えます。避難民村「第3村」でのひと時の出来事も心温まり、そして悲しい体験をさせてもらえました。レイが人間の感情に触れていくシーンは、ホント心が温まり、ぽかぽかしました(笑)

シン・エヴァンゲリオン劇場版

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」“特報”

 

が、本作で一番輝いたのは、今まで謎だらけの少女マリだったのかもしれません!いよいよ存在が分かり一気に存在感が増します。といいますか、シンジを助け出す大役を担い、真のヒロインはマリだったのか!?という驚きでいっぱいでした。レイでもなく、アスカでもなくマリだったんです!!!

そして、素晴らしいキャラと言えば、やはり葛城ミサトの存在でしょう。ほんと、かっこよかったなぁ。ラストで帽子を取り、シンジと出会った頃の昔の長い髪での決意は、涙ものでした。

 

さて、肝心の物語はどうだったでしょう。はい、とーっても面白かったです。がしかし、心から面白かったかと言うとそうでもない自分も居ました。

この25年間で広げ続けてきたものを、155分という時間で収束させるには、さすがに無理もあったかなと言った感覚もうけました。終わらせるための急展開感は否めなかったです。ゲンドウの動機もこんな理由で世界の人々を破滅にいたらしたの!?と言った気持ちでしたが、まぁそこは碇家(結局同じ親子だったなぁ)らしいなとも思った次第でもあります。

残念なのは、登場人物一人一人のラストはもう少し丁寧に描いてほしかったという気持ちもあります。ここまで感情移入してきたキャラですからね…。

 

とにもかくにも、観終わった後は、25年間、庵野秀明監督お疲れさまでした。という感情と、もぅエヴァは最後なんだという悲しさにつつまれた複雑さでした。でも、このタイミングで完結は納得ですし、エヴァらしい終わり方だったなとも思いました。

 

物語とともに素晴らしいと感じたのは、アニメーションでした。やはり日本のアニメはやはり素晴らしいと再認識させられました。本当に美しく繊細でした。音楽と効果音との相乗効果で、ずっと興奮しっぱなしで映画館で観れた良かったと思います。日本のアニメはホント素晴らしい伝統的なものだと思います。

だいふく

日本アニメの1つの歴史の終焉だニャ。

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