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映画「ボーダー 二つの世界」のあらすじ・感想レビュー:私は心の匂いを嗅ぎ分ける!

「ボーダー 二つの世界」映画情報

アド・アストラ 製作年:2018年
 製作国:スウェーデン・デンマーク
 上映時間:110分
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あらすじ

醜い容姿のせいで孤独と疎外感を抱える税関職員ティーナには、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分けるという特殊能力があった。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ボーレと出会う。ボーレに対し本能的に何かを感じたティーナは彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にボーレに惹かれていくティーナだったが、ボーレにはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった。

予告
映画データ
原題 Grans
監督 アリ・アッバシ
製作 ニナ・ビスゴード
ペトラ・ヨンソン
主なキャスト エバ・メランデル
エーロ・ミロノフ
受賞歴 ・カンヌ国際映画祭ある視点部門最優秀作品賞
・ゴールデン・ビートル賞助演男優賞


 

「ボーダー 二つの世界」感想レビュー

管理人

本日は、第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリを受賞した北欧ミステリーを紹介します。

だいふく

心の匂いを嗅ぎ分けるってすごいニャ!

作品について

『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者ヨン・アイビデ・リンドクビストが自身の原作をもとに共同脚本を手がけた北欧ミステリー作品です。『ぼくのエリ 200歳の少女』でも同様でしたが、北欧の森や湖が土地柄と映画とマッチし、見事な風景ですにどこか冷たさも感じる印象的な作品でもあります。第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリを受賞し、アカデミー賞ではメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされています。映画登場人物である、ティーナ&ボーレの表情と実際に演じている俳優さんを見比べるとメイク技術の凄さは素人でもわかるくらい素晴らしい技術でして、違和感がある顔立ちを、違和感なく仕上げたメイクアップには驚きです。

さらに本作は、アカデミー賞受賞しているギレルモ・デル・トロ監督から絶賛の評価を受けており、「ジャンル映画は娯楽としていろんな層にアプローチしやすい。エンタメの箱を使って真実や哲学を描くことでジャンル映画が注目されるようになった」という言葉を残されたようです。

感想

いや~正直どんな映画なのかが全く想像ができなかったのですが、予告みて一瞬で鑑賞してみたいという気持ちになりました。残念ながら近くの映画館での上映は無かったため、レンタルでの鑑賞となりましたが…。

謎々…の物語です。人とは違った容姿の税関職員ティーナの正体は?彼女はなぜ匂いで人間を嗅ぎ分けれるのか?突如現れた彼女と同じ容姿の奇妙な旅行客のボーレの正体は?そんな謎ばかりの前半でしたが、二人が会った瞬間に惹かれあって関係性を深めていくにつれ、謎は中盤過ぎくらいでようやく明かされます。

ですが、正体をしった時点では、「あ~、え!?そうきたのか!」というのが正直な感想でした。全く予想は出来ませんでしたが、個人的に二人の正体が知った瞬間は期待外れの感情も湧き出し複雑な気分でした。

しかし、本作は正体が分かってからの展開が面白く、ティーナの葛藤や行動は興味深い展開でもありました。恋愛物っぽい要素も含むのですが、決して恋愛で簡単には語れない、ティーナの複雑で純粋な心情が描かれています。

本作はラスト直前で画面が暗くなるシーンがあります。てっきりそこで映画が終わりエンドロールと思いましたが、続きがありました。いったいここから何を描くのかと思ったら…。観終わった後の感情は表現できないが正しいかもしれません。凹むとか嫌悪感という感情でもないのです。ただ一番に思ったの何か観てはいけないものを観てしまったという感情が近しいのかもしれません。

それは何か、「グロテスクな美しさ」という相反する言葉が当てはまっているかもしれません。これは容姿の意味だけでなく心情的な意味でも当てはまる映画でした。想像できない世界観を体験した映画です。なんだか映画の新しい世界観や深さを改めて知ることができた作品に出会えた気持ちになりました。

だいふく

感想が難しい映画だったニャ

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