「ソードフィッシュ」映画情報
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あらすじ
元スパイで天才的犯罪者、ガブリエル・シアーは95億ドル(1兆1500億円)を強奪するために、かつて世界一のハッカーと呼ばれたスタンリーを仲間に引き入れ、システムに侵入。そして白昼堂々装甲車で銀行に突入し、人質をとって立てこもったが…。
出典:映画.com
予告編
作品データ
原題 | Swordfish |
---|---|
製作年 | 2001年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 99分 |
監督 | ドミニク・セナ |
製作 | ジョエル・シルバー ジョナサン・D・クレイン |
脚本 | スキップ・ウッズ |
メインキャスト | ジョン・トラボルタ ヒュー・ジャックマン ハル・ベリー ドン・チードル |
受賞歴 | - |
「ソードフィッシュ」映画解説
豪華俳優陣が演じるテンポがとても良いアクション映画だニャ!
作品解説
豪華な俳優陣で描くクライムアクション映画。「パルプ・フィクション」のジョン・トラボルタを主演(ガブリエル役)として、世界一のハッカー役には「X-メン」でおなじみのヒュー・ジャックマンが演じ、共演に同じく「X-メン」のハル・バリーが出演しています。さらに刑事役には、「ホテル・ルワンダ」や「アイアンマン2」に出演しているドン・チードルと超豪華な俳優陣となっています。
刑務所から仮釈放中の天才ハッカーの力を利用し、政府から95億ドルを奪っていく物語なのですが、ラストでのどんでん返しが非常に見事で予想がつかない展開となっています。そのためネタバレ無しでの鑑賞がお勧め映画です。
映画タイトルの意味
映画タイトルの「ソードフィッシュ」とは、メカジキのことですが、映画ではメカジキの生態を意味しているようです。食物連鎖の上位に位置する強さや冷徹さ、つがいの絆が強いということでタイトルがついたようです。(つがいの強さの部分は映画でもキーポイントですね)
さらにはマジックの用語としても「ソードフィッシュ」は使われます。劇中ではガブリエルが、「なぜマジシャンは観客の前で象を消せるのか。人は目や耳から情報を信じるから、別の方を向けさせればいい」と話します。まさにマジックのような結末を示しているのではないでしょうか。
まだまだ意味は隠されています。1980年代前半に実際に行われたDEA(米国麻薬取締局)の麻薬撲滅極秘囮作戦が、「ソードフィッシュ作戦」と呼ばれています。映画では、ジンジャーがDEAを名乗っていました。そして映画を観ればわかりますが囮作戦というキーワードもぴったりでした。
「ソードフィッシュ」感想・レビュー
いや~、超豪勢な俳優陣の演技にしびれさせられた映画でした。映像の見せ方やカット割りなども見事といえる出来栄えではないでしょうか。それだけでも見どころ満載と言えるのですが、物語の捻りが素晴らしくラストの真実はまさに衝撃といえる面白さでした。
まずは、豪華俳優陣を触れずにいられないのですが、ジョン・トラボルタ渋すぎです!悪役なのですが、あまりのカッコよさと存在感に圧倒させられました。そして色気抜群のヒュー・ジャックマンも登場ですよ!体つきからは天才ハッカー役はちょっと無理がありますが、いつ何時もカッコよく同じく存在感抜群なんですよね。この二人ってまさに夢の競演だったのではないでしょうか!?それだけで興奮ものの映画です。
さらには、美しきハル・バリーの存在も抜群でした。濃ゆい役の男性2人のなかで一輪の花といったところでしょう。スタイル抜群と無駄なお色気シーン(おっぱいシーンは本当に必要だった?って思いますよね…)もありで魅力たっぷりでした。役柄としても、最後の最後まで関係する重要人物になりますから、目を外すことができない重要な存在です。
出典:映画.com
物語も上映時間100分弱で非常にテンポよく進んでいき、かなり面白い仕上がりになってます。正直言うと、意味が分からない(つじつまが合わない)部分が割とある映画ではあるのですが、心理的面白さと程よいアクションで全く飽きさせない演出により突っ走っていくので爽快感があります。
斬新で見どころシーンも多いんです。冒頭でのスローテンポな爆破シーンやラストでのバスをヘリコプターで持ち上げるシーンなど見ごたえ十分です。爆破シーンはソードフィッシュのプロモーションで必ずといっていいほど使われる有名なシーンでもあります。そのシーンYouTubeで上がっていますので上げておきます!(2:05くらいから爆破シーン)
映画としてはそこまで有名にはなっていないのが不思議なのですが、ネタバレ禁止のどんでん返し有りの、かなり面白い良作映画と思いますのでお勧め映画です!
カッコイイという言葉がぴったしな、しびれる映画だったニャ!
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