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アカデミー賞3部門受賞!映画「グリーンブック」のあらすじ・感想レビュー

「グリーンブック」映画情報

グリーンブック 製作年:2018年
 製作国:アメリカ
 上映時間:130分
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あらすじ

1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、粗野で無教養だが口が達者で、何かと周囲から頼りにされていた。クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手として雇われる。黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、その旅に同行することになったトニー。出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていく。

予告

映画データ
原題 Green Book
監督 ピーター・ファレリー
製作 ジム・バーク
キャスト ヴィゴ・モーテンセン
マハーシャラ・アリ
リンダ・カーデリニ
受賞歴 ・アカデミー賞作品賞・助演男優賞・脚本賞
・ゴールデングローブ賞 最優秀作品賞・最優秀助演男優賞・最優秀脚本賞
他多数受賞

「グリーンブック」感想レビュー

観終わった後、ぱっと思いついのは、2011年のフランス映画の「最強のふたり」でした。観ている最中も観終わった後も、なんだか似た気持ちにさせらてました。笑いあり、涙あり、温かさがあり、そして考えさせられる映画です。まさしくハリウッド版「最強のふたり」と言えるかもしれませんね。

本作が好きで、「最強のふたり」が未見の方は是非観てもらいたいです。

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いや~、いい映画でした。アカデミー賞3部門受賞、ゴールデングローブ賞3部門受賞は当然のごとく輝いた作品と思えました。アカデミー賞の作品賞って割と人を選ぶ映画もあったりしますが、本作は恐らく、誰が観ても面白く好きって思える映画ではないでしょうか。

テーマは、黒人に向ける人種差別です。“グリーンブック”とは50年代から60年代、人種差別の激しかった南部に旅をする黒人のために作られた施設利用ガイドのこと。物語は、用心棒として働くトニー・リップと黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーがその差別に苦しみながらも、旅をしていくものですが、この映画を観て、日本人が思っている以上にアメリカの黒人差別は深かったのかと改めて感じさせられました。

ドクターは、ただ居るだけで白人から暴力を振るわれる、悪口を言われる、白人と同じトイレやレストランも入ることができない。本当に残酷な限りなんだと。

でも、必ずそこにはトニーが居て救ってくれるのでした。そんなトニーも最初は黒人差別者。お金のためにドクターのドライバー兼ボディーガードとなりますが、ドクターのピアノの才能と彼の旅の目的を知り、尊敬し友人のようにふるまいます。

まさに、この凸凹コンビの二人の旅が楽しくて感動的なのです!例えばトニーがフライドチキンを豪快にドクターに食べさせ庶民の楽しみを教えてくシーンは観ていて思わずニヤってしてしまいました。

一方でドクターは、トニーが妻に送る手紙を詩人のようにロマンチックな手紙になるように教えるのですが、これがトニーがまた素直に受け入れるんですよね。お互いが足らない部分を補いつつ、価値観が合わない時は喧嘩もしながらも、最終的には人種を超えた深い絆へと変わっていく二人を見ているだけで、温かい気持ちになるし、観ていて全く飽きることない映画でした。

キャストについて

この映画でやっぱりびっくりしたキャストは、トニー役のヴィゴ・モーテンセンです。ヴィゴといえば、「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のアラゴルン役であまりにも有名ですが、これ迄までの配役はカッコよくそして渋い役のイメージが強かったです。

本作では完全におじさんなのです。といっても渋いおじさんではありますが、お腹はポッコリで豪快でマナーもない食べっぷりと、完全に今までの印象を覆してきました。が、しかしものすごく役柄に合っていた気がしました。強さを秘めたおじさん、その中で見え隠れする正義とやさしさがある役柄は、ヴィゴだから出せた雰囲気ではないかなと思えました。

ドクターを演じるは、最近よくお見掛けするようになったマハーシャラ・アリです。「ムーランルージュ」でもアカデミー賞助演男優賞を受賞しており本作で2度目です。ひどい差別にも揺るがない芯が通った演技が素晴らしかったですね。もはや近々主演男優賞も取ってしまうのではと思える勢いです。

感想

本当に素晴らし映画!の一言に尽きます。

前半は笑わせてもらい、中盤~後半にかけて涙あり考えさせられたりと、喜怒哀楽すべてを2時間ちょいで感じれた作品です。しかも、結構テーマは重いはずなのに、リラックスしながら映画を鑑賞することができました。2時間超の時間が一気に終わった感覚ですね。

ラストがほっこりほっこりするのも気分が良かったです。ドクターとトニーの奥さんのドロレスが抱き合うシーンで、「手紙をありがとう」の一言が秀逸でした!くぅ~、なんだろう最後の最後に、思わずニッコリとさせられる幸福感。終わり方も、本当に見事な作品でしたね。

何度も観たくなる映画となりました。Blu-Ray買っちゃおうかな!?

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