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映画「私が、生きる肌」のあらすじ・感想レビュー:完璧の肌をまとった女を作る!

「私が、生きる肌」映画情報

私が、生きる肌 製作年:2011年
 製作国:スペイン
 上映時間:120分
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あらすじ

画期的な人工皮膚の開発に執念を燃やす形成外科医ロベルは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった「完璧な肌」を創造することを夢見ていた。良心の呵責や倫理観も失ったロベルは、ひとりの女性を監禁して実験台にし、人工皮膚を移植して妻そっくりの美女を作り上げていく。

予告
映画データ
原題 La piel que habito
監督 ペドロ・アルモドバル
製作 アグスティン・アルモド
バル エステル・ガルシア
主なキャスト アントニオ・バンデラス
エレナ・アナヤ
受賞歴 ・英国アカデミー賞非英語作品賞
・ゴヤ賞主演女優賞
・映画批評家協会賞外国語映画賞
・サターン賞インターナショナル映画賞


 

「私が、生きる肌」感想レビュー

管理人

今回は、天才形成外科医による行き過ぎた異常な愛がテーマの映画を紹介します。衝撃の問題作とも言われている作品です。

だいふく

なんだか、ちょっぴり怖そうだニャァ~

作品について

ペドロ・アルモドバル監督作品の『アタメ』以来、22年ぶりにアントニオ・バンデラスとタッグを組んだ衝撃の問題作は、ティエリ・ジョンケの小説『蜘蛛の微笑』を原作としています。第64回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でプレミア上映され、数々の映画賞を受賞及びノミネートもされています。

最愛の妻を亡くした形成外科医が、"完璧な肌"を想像し妻を再生するべく他人を軟禁し妻そっくりに仕立て上げるという衝撃的な内容となっています。ここまではネタバレではないのですが、後半描かれる衝撃的な事実は、嫌悪感すら覚える内容です。そして絶対にネタバレなしで鑑賞することをお勧めします。

感想

屋敷の一室に監禁されボディ・ストッキングをまとった美女ベラの登場シーンからいきなり始まます。彼女の存在、天才医師ロベルとの関係そしてなぜ監禁されてボディ・ストッキングをまとっているのか一切分からず進んでいく物語です、観るものは頭が???のまま、前半はただベラの美しさに見惚れるしかないのです。

美しきロベル妻は、炎に包まれ命は助かったがその姿に絶望し、自殺を選ぶのです。それが故に、助けられなかった形成外科医であるロベルの"究極の肌”への尋常ならぬこだわりが感じられます。

が、常識的に考えるとものすごく変態的な狂気です。軟禁した人間を亡き妻そっくりの美女を作り上げるのですから。しかし、さすがのアルモドバル監督といいたいです。すべてのシーンに無駄がなく美しく、それゆえロベルの異常なまでの行動が美化されてしまいます。官能シーンも幾度かか出てくるのですが、いやらしさが感じられない美しきエロスと感じます。

ここで、ちょっと話を脱線しますが、本作と比べるのも申し訳ないのですが、同じヨーロッパ産の変態外科医映画は『ムカデ人間』のハイター博士が居まして、本作のロベル外科医と少し重なります。ハイター博士は人間を繋ぎ合わせたい、ロベル外科医は人間を妻そっくりに変えたいという違いはありますが、冷静に考えると同じくらい変態度なのですが、なぜか本作は変態のへの字すら見えてこないほどの美しさがあるんですよね~(笑)

ただですよ、この映画が変態的な美しさだけで終わるわけはないのです。はい、映画を観ながらずっと引っかかること、それは妻そっくりに変えられる人間はいったい誰なのか?という謎なのです。この先を言ってしまうと未鑑賞の方は全く面白くないので言いませんが、一言だけいうと。観終わった後に邦題をよく考えると恐ろしさを覚えました。

だいふく

究極の愛と復讐は怖いニャ。あたいには分からないニャ。

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