「天気の子」映画情報
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あらすじ
離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく手に入れたのは、怪しげなオカルト雑誌のライターの仕事だった。そんな彼の今後を示唆するかのように、連日雨が振り続ける。ある日、帆高は都会の片隅で陽菜という少女に出会う。ある事情から小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、「祈る」ことで空を晴れにできる不思議な能力があり……。
出典:映画.com
予告編
作品データ
原題 | 天気の子 |
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製作年 | 2019年 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 114分 |
監督 | 新海誠 |
原作 | 新海誠 |
声優 | 醍醐虎汰朗 森七菜 小栗旬 本田翼 |
受賞歴 | ・日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞 ・日本アカデミー賞最優秀音楽賞 ・アジア太平洋映画賞最優秀アニメーション映画賞 ・文化庁メディア芸術祭ソーシャル・インパクト賞 他多数 |
「天気の子」映画解説
「君の名は。」から3年ぶりの新海誠監督アニメ映画だニャ!
作品解説
新海誠監督の7作目の劇場用アニメーション映画となり、前作「君の名は。」から3年ぶりとなるりました。引き続き田中将賀がキャラクターデザインをし、RADWIMPSが音楽を担当しているため、非常に似た仕上がりになっています。
キャッチコピーは「これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語」になります。海外でも140の国と地域で公開され、これは「君の名は。」を上回ります。そして、インドでは本作の劇場公開を希望する5万人以上の署名が集まり劇場公開が決定し、インド初でオリジナルの日本のアニメーション映画が公開されたほどです。
第43回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞と最優秀音楽賞を受賞を筆頭に日本では数多くの映画賞受賞およびノミネートされました。
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「天気の子」感想・レビュー
鑑賞して「君の名は。」とほぼ一緒!って思いました。完全に映画の雰囲気・キャラクター・セリフ・音楽とこれでもかというくらい似ているので、内容自体は違うにしろ、最初は続編でも観ているかのようでした。
出典:映画.com
面白さは完全に「君の名は。」に軍配ですね。その一番の理由は登場人物への感情移入が出来なかったです。もう少し登場人物の背景を描いていればまだ違うかもしれませんが、例えば帆高の家出理由も単なる少年の我がままに見えますし、その他の登場人物も中途半端にお涙的な設定にしている感が否めません。
もう一つの理由は、今回の映画テーマが悩ましかった。東京の大多数の命と陽菜1人の命(少年少女の愛)を天秤にかけないといけないという設定で賛否もわかれるだろう主人公たちの判断。「君の名は。」は多くの命を救うために戦う主人公たちに対して、本作は余りにも個人寄りの感情優先となり、行動は周りにも迷惑をかけてしまっている状況(後半の逃亡劇など)もあり、心から歓迎できるストーリーに感じれませんでした。
とはいっても、笑いあり涙ありでとても楽しく観させてもらったことにも間違いこともお伝えしておきます。風景や雨(水)を描き方が非常に繊細で綺麗でアニメなのに妙にリアルに思える背景には感動すら覚えました。
出典:映画.com
映画を盛り上げる音楽も相変わらず良く、RADWIMPSの音楽だけでなく全般的に音楽は素晴らしかったです。音楽あってこそ映画の価値も格段に上がっていますね。
確実に新海誠監督作品というだけで期待値は上がっている中で、ちょっと今回は辛口評価にしましたが、大きなヒット作品を出した後ていうのは、なかなか難しいと思います。今後も長編アニメを作っていくのでしょうが、引き続き期待はしていますので、またアッと驚く感動作品を作ってもらいたいなと思います!
監督が描く世界観これからも楽しみにしてるニャ。
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