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映画「ライオン・キング」のあらすじ・感想レビュー:オールCGで描く圧倒的な映像美で甦る名作!

「ライオン・キング(2019)」の映画情報

ライオン・キング上映日:2019年08月09日
製作国:アメリカ
上映時間:119分
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STORY

アフリカの広大なサバンナで、動物たちの王であるライオンのムファサの子として生まれたシンバは、いつか父のような偉大な王になることを夢見ながら成長していく。しかし、ある時、王位を狙う叔父スカーの策略によって父の命を奪われ、シンバ自身もサバンナを追われてしまう。やがてたどりついた緑豊かなジャングルで、イボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモンといった新たな仲間との出会いを得たシンバは、過去を忘れて穏やかに時を過ごしていく。一方、スカーが支配するサバンナは次第に荒れ果て、存続の危機が迫っていた。

TRAILER

REVIEW

CG技術はここまで来たのか!?と感動の映像美でした。これ実写?って思わず思うほどのフルCGで作られた作品です。圧倒的な大自然の描写と動物たちのリアルさは圧巻です。そして子ライオンの風になびく毛並み。ふわふわ、もふもふのかわいらしさは、反則と思える程のかわいさです!

ただ映画館鑑賞で少し残念だったのが、画角がシネマサイズでなくてスクリーンいっぱいまで映像が広がらず。なんだか映画館なのにこじんまりとした映像で観た気がしたのが残念でした。これに関して調べてみると、IMAXのみ厳選されたシーンだけ、臨場感を最大限に出すために特別フォーマットをし画角が1.43:1のフルサイズで上映しているとのこと。いやいや最初からすべてフルサイズで作ってほしかったな~って思う次第でございます。

ストーリーは、アニメに忠実に再現されています。動物たちの王であるライオンのムファサの子として生まれたシンバが産まれ成長し、王に立つまでの物語です。相変わらず王位を狙う叔父スカーの醜さと悪役っぷりには嫌気がさしますが、CG映像でより悪さ具合が増していた気がします。ジンバの子供の頃のやんちゃぶりにはイラっとし、大人になってからのヘタレ具合にもイラっとしますが、ラストのまさにキングと言える勇気とたたずまいで一気にスカッとするお話です。

でもね、物語の細かいこと言ってもしょうがないのですが、全ての動物からキングと慕われているライオンですが、そもそもライオンは肉食なわけで動物を食べて生きているんですよね。じゃぁ食べられる動物ってどう選定しているんだろうか?って妙に気になってしまいました。劇中で感じだした違和感なのですが、なぜでしょうアニメだとそんな細かいことは気にならなかったのです。でも本作は妙にリアルな映像が故に本物の動物として意識してしまうんです。そのため食物連鎖と反することを正義とみなしていることに、変な感覚が残ってしまいました。(映画なんだからそんな細かいこときにするなって感じですがね…)

さて、全体的な感想です。これまでのディズニーの名作アニメが続々と実写化られており、アニメを人間が演じるリアルさと変化がとても感動し楽しませてもらっています。ただ、今回のライオン・キングに至ってはオールCGとなります。さすがの技術と映像美ではありましたが、どうも動物たちの表情のリアルさが物足りなく感じました。同じ動物同士で表情が似たり寄ったりというのもあります。その点、今回に関してはアニメ版の方が良かった気がしますし、他のディズニー実写ほどの喜びが感じられずではありました。

ただ、やはりキングがつくだけのストーリーです!間違いなく面白く王道な物語は変わりありませんし、迫力も非常に素晴らしい作品でした。

INFORMATION

英題 The Lion King
製作年 2019
監督 ジョン・ファブロー
製作 ジョン・ファブロー
ジェフリー・シルバー
声優 ドナルド・グローバー
ビヨンセ・ノウルズ
セス・ローゲン
ビリー・アイクナー
アルフレ・ウッダード
キウェテル・イジョフォー
配給 ディズニー
受賞歴 -
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