「ジェーン・ドウの解剖」映画情報
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あらすじ
バージニア州の田舎町で息子のオースティンとともに遺体安置所と火葬場を経営するベテラン検死官トミー。ある夜、保安官から入った緊急の検死依頼は、一家3人が惨殺された家屋の地下から裸で発見された身元不明女性、通称「ジェーン・ドウ」の検死だった。解剖を進めていく中で、遺体に隠されたある事実が判明し、閉ざされた遺体安置所にさまざまな怪奇現象が発生する。
出典:映画.com
予告編
作品データ
原題 | The Autopsy of Jane Doe |
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製作年 | 2016年 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 85分 |
監督 | アンドレ・ウーブレダル |
製作 | フレッド・バーガー エリック・ガルシア |
脚本 | イアン・ゴールドバーグ リチャード・ナイン |
メインキャスト | エミール・ハーシュ ブライアン・コックス オフィリア・ラビボンド |
受賞歴 | ・シッチェス・カタロニア国際映画祭審査員特別賞 ・オースティン・ファンタスティック映画祭最優秀作品賞 ・ファンタスティック・フェスティバル最優秀作品賞 他 |
「ジェーン・ドウの解剖」映画解説
ジェーン・ドウの死体が魅力的の映画だニャ…
作品解説
見ごたえ十分そして古典的の中に新感覚な要素を入れたホラー。怖さ、グロさ、緊張感、ミステリー、オカルト、そして親子愛と、これだけの要素をたった86分という時間で描き切った見事な作品。時間の割には、内容濃ゆ過ぎて、いい意味で疲弊する。。。
監督は、『トロールハンター』を手がけたノルウェー人監督アンドレ・ウーブレダルで、映画の方向性やジャンルがまったく違う作品となりました。
「ジェーン・ドウの解剖」感想・レビュー
結末が予測できるネタバレ度
これでもかってくらい、解剖シーンが見させられます。体内に脳にと非常にグロいシーンがずーっと続く。耐性ない人はここで辛いでしょう。が、いやいやグロいだけでない。オルウェン・ケリー演じるジェーン・ドウが神秘的かつ美しく、解剖されていく姿も一種の芸術と思えるほど。
そして彼女は身動き一つせず解剖されるだけなんです。一言も発生せず、瞬きもせず、なすがままに解剖されていく。でも、この何も動かず解剖されていくにつれ、恐怖な異変が次々と起こっていく。
前半の解剖攻めから、後半は霊なのか悪魔なのかもうなんだかわからないままの展開。死体が徘徊してしまうのですが、単純にゾンビみたいなものではなく、なにか日本で描かれる幽霊的な非常に不気味に暗闇から現れるので怖い。さらには、この日の死体安置所には個性的な死体ばかりが置かれていたから、たまったもんじゃない。冒頭で、息子の彼女が死体を見たいってのは後の恐怖への前置きになっていたのですね。あの鈴といい、久しぶりに緊張感で手を握るドキドキ感を体験させてもらいました。
そして、本作、単に恐怖だけではないのがまた面白いところで、親子愛がいたるところに見え隠れします。しかも母を亡くした父と息子という男二人で支えながら戦うのです。単なる怖がらせるだけのホラーとは違いとても応援したくなる良いお役でした。あの親子だからこそ、ある意味ここまでジェーン・ドウと戦えたのではないか、そう思えます。(実際にここまでジェーン・ドウの過去を明かしたのは、彼らだけでしょう)
出典:(C)2016 Autopsy Distribution, LLC. All Rights Reserved
いやー、低予算で作られた映画なのでしょうが、ここまで面白い。
やっぱりホラーはお金かけてなんぼではなく、素晴らしい脚本と撮影技術ですね。
しかし何度も言いますがジェーン・ドウ美しかった!
(死体の方が美しいと思えるのは私だけ!?)
出典:(C)2016 Autopsy Distribution, LLC. All Rights Reserved
ゾクゾクする感覚で、かなり怖かったニャ~
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