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普通に生きる殺し屋!映画「ザ・ファブル」のあらすじ・感想レビュー

「ザ・ファブル」映画情報

ザ・ファブル 製作年:2019年
 製作国:日本
 上映時間:123分
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あらすじ

超人的な戦闘能力を持つ伝説の殺し屋ファブルは、育ての親であるボスから、1年間殺し屋を休業して普通の人間として生活するよう命じられる。もし誰かを殺したらボスによって処分されてしまうという厳しい条件の中、「佐藤アキラ」という偽名と、相棒ヨウコと兄妹という設定を与えられ、大阪で暮らしはじめたファブルは、生まれて初めての日常生活に悪戦苦闘。そんな中、偶然知り合った女性ミサキがある事件に巻き込まれたことから、ファブルは再び裏社会に乗り込んでいく。

予告

映画データ
監督 江口カン
原作 南勝久
キャスト 岡田准一   
木村文乃
山本美月
受賞歴 -

「ザ・ファブル」感想レビュー

作品について

南勝久による日本の漫画の映画化となります。原作は、2017年度講談社漫画賞を受賞した人気コミックとなり、7巻分までを映画化したものになり、「ファブル(寓話)」とは、どんな相手も6秒で殺すという、敏腕殺し屋の主人公の佐藤アキラのあだ名です。

そんなファブルが、殺し屋組織のボスに「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示されたところから、物語は始まっていきます。普段は温厚で真面目なファブルは、その指示をきっちり守るため、真面目に過ごす毎日という設定ですが、これがまたコミカルであり、かなり面白く描かれています。

映画のジャンルとしては、アクション&コメディーといったところでしょう。(いちお、ブログのジャンルはアクションカテゴリーにしています)

キャストについて

主人公の佐藤アキラ(偽名設定)役は、今では実力派俳優と呼ばれる岡田准一ですが、しっかり体は鍛えた姿を見せてくれましたが、漫画と違ってちょっとオジサン主人公といった感じになってしまいましたね。今回のヒロイン役の清水ミサキ役が山本美月なのでちょっとファブルのオジサンキャラとアンマッチ感が否めませんが、悪い印象はなく、むしろ二人のギャップ感が面白かったです。

ファブルのサポートを務める佐藤ヨウコ(偽名設定)役としては、木村文乃が演じます。原作では、かなりセクシーなイメージの女性なので、これまでの役柄としては可愛い系が多かったので心配はしましたが、見事な変貌ぶりで、お色気十分な木村文乃がそこにはいました!いや~、見事な変わりっぷりです。

そして、悪役で一番個性派で印象ががっつり残ったのは、小島役の柳楽優弥でしょう。もう、憎たらしいったらありゃしない。全編通してヤバさがにじみ出ています。柳楽優弥が嫌いになってしまうくらい嫌な役を演じ切っていました。

山本美月、安田顕、佐藤浩市、福士蒼汰、向井理、佐藤二朗、光石研とかなり豪華な俳優陣が登場していますが、上記で上げた3人が個性がありすぎて、他の登場人物との差が有りましたね。

その中でも、ジャッカル冨岡役の宮川大輔はちょいちょいしか出ないのに、「なんで俺がやね~ん」のフレーズが頭に残ってしょうがなかったです(笑)

感想

純粋に面白かった。やっぱり、ファブルが敏腕殺し屋なのに、殺しはダメさらには性格が純粋で素直というところのギャップが面白いです。喧嘩を吹っ掛けられてもやられている振りしながら、殴った方が骨折というダメージを与える技術がお見事としか言いようがありません。

それぞれのキャラ設定も個性派ぞろいなのが良い。というか、癖ありまくりの人たちしかいないんじゃって思うくらい設定が濃ゆいのです。でも前述したように、豪華な俳優陣を使いつつも、映画の時間枠があるから仕方ないと思いますが、出番が少なくもったいなさは残ります。特に福士蒼汰なんかもっと出番があってさらにイカレっぷりなんかも前面に出して良かったかもしれませんね。

上映時間が、120分超とアクション系では割と長めなのですが、笑いありアクションあり緊張感もありと中だるみもなく退屈せずに最後まで観れたのは良かったと思います。

是非、続編も作ってもらいたいにゃ~

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