「クリープショー」映画情報
あらすじ
ビリー少年は大のホラー好き。しかし理解のない彼の父親は、ホラー雑誌「クリープショー」を勝手に捨ててしまう。怒ったビリーは父親を呪い殺そうと雑誌の通販でブードゥー教の呪いのワラ人形を購入する…。
予告編
作品データ
原題 | Creepshow |
---|---|
製作年 | 1982年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 120分 |
監督 | ジョージ・A・ロメロ |
製作 | リチャード・P・ルビンスタイン |
脚本 | スティーヴン・キング |
メインキャスト | スティーヴン・キング レスリー・ニールセン ハル・ホルブルック E・G・マーシャル |
受賞歴 | - |
「クリープショー」映画解説
5話の短編で構成されたオムニバスホラー映画ニャ!
作品解説
ホラーや犯罪物語を題材としたアメリカン・コミックス”の再現を作品全体のテーマとし、スティーヴン・キングがオリジナル脚本を書き下ろし、製作陣にはゾンビの産みの親と言われるジョージ・A・ロメロ監督、特殊メイクアーティストにはトム・サヴィーニなど数多くの著名人が名を連ねた、5話からなるオムニバスホラー映画です。
プロローグとして、少年が夢中になっている俗悪ホラー・コミックが父親から反対され捨てられるところから、本編ではコミックの世界が再現されていくという構成で繰り広げられます。
関連作品
【続編】
【TVドラマ】
「クリープショー」感想・レビュー
結末が予測できるネタバレ度
大好きで最近Blu-rayも買ってしまった古きオムニバスホラーです!オムニバスって短編で気軽にたくさんのストーリーが観れるので個人的に好きなんですよね。ほら、日本で言う「世にも奇妙な物語」みたいな感覚ですよね。
本作は、5話の話をそれぞれ簡単に紹介していきたいと思います。
第1話『父の日』
年に一度、父の日に横柄だった父親を殺害した叔母が訪れ、父の墓前で瞑想し、親戚一同食事する。なぜか、生前からケーキ好きな父が、見るも汚いゾンビになって一家を惨殺していくという作品でした。
死んでもなお父の日お祝いしてもらいたいんかい!って突っ込みたくなりますが、みんながケーキ作ってくれないから、自分で(生首で)作っちゃった!な悪乗り具合(笑)
第2話『ジョディ・ベリルの孤独な死』
降ってきた隕石を触ってしまったら、体中(家や街中)がコケがどんどん生えてきちゃうお話です。なんと、若かりし頃のスティーブン・キングが俳優として熱演しているんです!!!それだけでも、見る価値有ります。
最後は、体中コケだらけで、自ら頭を銃で打ち抜くのでした。。。ホラーよりも、すこしコメディー入ってますね。
第3話『押し寄せる波』
名優レスリー・ニールセンが悪役で登場します。
恋人の元夫から、卑劣な拷問を。砂浜に顔だけだし満潮までジワリジワリと殺していく。その様子を酒を飲みながら自宅で鑑賞というなんとも悪趣味具合。
しかししかし、殺された者の恨みは彼を逃しはしません!ゾンビ?のような姿で戻り、逆に同じ拷問に合わせるというオチでした。
自ら考えた拷問をくらい永遠に息を止める!っと狂い叫ぶのです!
第4話『箱』
大学の用務員が偶然見つけた古い木箱。箱を調べると、中身はサルにも似た怪物。次々と怪物に食べられていく、関係者。恐れおののく、大学教授をよそに、妻に愛想をつかした夫のみが、怪物を利用した妻の殺害計画であざ笑うのでした。
キャーキャー妻にイライラだったので、少しすっきりしましたがね~。しかし、この怪物はなんだったんでしょうか???
第5話『奴らは群がり寄ってくる』
警告!!!警告!!!
これは、ものすごい作品です。ホラーの恐怖を越えて憎悪すら覚える内容。すべて本物で、3万匹を使ったとか。ホラー界史上、いやこれから先も含めて、映画史上絶対にありえないんじゃないでしょうか???
ん?それは何かって???
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ゴキブリだ!!!
真っ白い部屋に、潔癖症の支配人。彼は人間を虫けらのように使う性格の悪さ。次々と出てくるゴキブリに怒り浸透。そして、停電になり電気が点いたその瞬間・・・
うじゃうじゃ、もさもさ、わさわさ・・・。
いたるところからあふれるゴキちゃん。
ラストで体から湧き出るゴキちゃんの映像にはノックアウト!
ホラー云々よりもですよ、ゴキブリ3万匹の破壊力はものすごいものです。このブログを楽しみに見てくださるためにも、どんな画像を掲載しても、ゴキ3万匹画像だけは駄目ですよね!?
といった、なんとも楽しい5作品なのでした。もうサイコーです!
最後は、クリープショーの雑誌の懸賞のブードゥー藁人形で、雑誌を捨てた父親にチクリ!!!
最高に楽しめる作品だニャ!でも、ゴキは…ゾゾゾゾゾゾ~
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