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ここに、魔女誕生!映画「ウィッチ」のあらすじ・感想レビュー

「ウィッチ」の映画情報

ウィッチ

上映日:2017年07月22日
製作国:アメリカ
上映時間:93分
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STORY

1630年ニューイングランド。街を追い出された父ウィリアムと母キャサリンは、5人の子供たちと共に、森の近くの荒れ地にやって来た。しかし、赤子のサムが何者かに連れ去られ、行方不明に。連れ去ったのは森の魔女か、それとも狼か。悲しみに沈む家族だったが、父ウィリアムは、美しく成長した愛娘トマシンが魔女ではないかと疑いはじめる。疑心暗鬼となった家族は、やがて狂気の淵に陥っていく...。

TRAILER

REVIEW

ネタバレあり。未見の方は注意ください!

サンダンス映画祭の監督賞をはじめ、数々の映画賞を受賞したダークファンタジー作品。ファンタジーって書いてますがほぼホラーですのでお気をつけて。終始重苦しく、薄暗く、そして不快感を感じてしまう映画づ。映像からも、音声からも、演者たちの不気味な様子からも。この映画を観るには精神力が必要となります。

村人たちから異端と見なされ追放された一家は(理由は描かれていない)、不気味な森の近くに一家は住みついているのだが、直ぐに事件は起こる。長女トマシンが、赤ちゃんにいないいないばぁをやって目を覆った瞬間赤ちゃんが何者かにさらわれてしまう。

この時点では、魔女と一家の戦いを描く作品なのかな思いましたが、そんな甘い発想ではなかったのです。終始一家が宗教的にとらわれ発狂していく姿が延々と描かれています。1つの事件から完全に一家は心が闇に落ち、家族同士ののしり、犯人と決めつけ、醜く破滅していく姿は観ていて非常につらいものがあります。

熱烈な信者だが結局は一番おかしかったのと思える父、子供たちが次々と犠牲になり悲しみと疑心暗鬼にとらわれ続ける母、人形のように不気味でふざけ声が非常に耳障りな双子。次々とお互いを恨み、悪魔に身を売ったと疑いあい、全員が最悪の結末を迎えてしまいます。

そして一番まともで有っただろう、長女トマシン。が、この手で母を殺めてしまった瞬間彼女も何かが弾けてしまった・・・。ここに、魔女が誕生したのだ!

ラストは、今までに見たこともないような何とも言えない光景が描かれ不気味な感覚に陥りました。観終わった後は、重く暗いどんよりした感情しか湧いてこず耐性が無いとつらい映。

折角なので、ヒロイン役であるアニヤ・テイラー=ジョイに関しても少しふれてみましょう!彼女は、ナイト・シャマラン監督から本作の演技をかわれ『スプリット』に主演しています。続編の『ミスター・ガラス』にも出演。さらにはX-MENシリーズ『ニュー・ミュータンツ』にも起用されるなど、一躍注目の女優さんです。

第一印象は少し目も離れ気味なので、余り綺麗と思わせない印象なんですが、映画を見ていくと不思議と彼女の魅力にはまってしまいこむ。まさにミステリー映画の新ヒロインといえますね。是非、有名になってもホラー系作品は出演してほしいなと思います。

DATA

原題 The Witch
製作年 2015
監督 ロバート・エガース
製作 ジェイ・ボン・ホイ
ラース・カスダ
ジョディ・レドモンド
出演者 アニヤ・テイラー=ジョイ
ラルフ・アイネソン
ケイト・ディッキー
ハーベイ・スクリムショウ
エリー・グレインジャ
配給 インターフィルム
受賞歴 第31回サンダンス映画祭 監督賞
インディペンデント・スピリット賞 新人作品賞
エンパイア賞 最優秀ホラー作品賞
リンク 公式サイト

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