「フラッシュダンス」映画情報
製作年:1983年
製作国:アメリカ
上映時間:95分
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あらすじ
昼は溶接工場、夜はクラブのダンサーとして働くアレックス。彼女の夢はいつかプロのダンサーとなって有名になること。ダンスへの情熱なら誰にも負けない自信があったが、オーディションの会場でまわりの雰囲気に圧倒され、その場から逃げさってしまう…。
予告
映画データ
原題 | Flashdance |
監督 | エイドリアン・ライン |
製作 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
キャスト | ジェニファー・ビールス マイケル・ヌーリー |
受賞歴 | アカデミー賞主題歌賞 ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞他 日本アカデミー賞外国作品賞 |
「フラッシュダンス」感想レビュー
作品について
プロデューサーであるドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーの初のコラボレート作品となり、音楽とダンスを融合させたミュージックビデオスタイルの映画です。様々な音楽とダンスを楽しめる作風は、後の映画にも多くの影響を与えたともいえます。ハリウッド映画としてブレイクダンスを映画として取り上げた最初の映画ともいわれています。
主題歌の『What a Feeling』は、アカデミー賞で主題歌賞、ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞&最優秀主題歌賞を受賞した、まさに音楽が映画をメジャーにしたといっても過言ではない作品です。
日本でも、1983年に朝倉未稀が同局をカバーし、テレビドラマの『スチュワーデス物語』の主題歌となったのも余りにも有名で、年配の年齢の方は確実に耳にしたことがある曲となりました。
主演は、4000人の中からオーディションで選ばれたジェニファー・ビールスが演じ、当時大学1年生だった彼女を一躍スターの道へ導いた映画ともいえます。ただし、肝心のダンスシーンは残念ながら本人ではないのですが、当時は夢を壊さないためにも事実は伏せられていました。
鳥肌のラストシーンのダンス
ずっとダンサー養成所のオーディションを怖がって避けていたアレックスが、この映画のラスト5分で夢を実現する見事なダンスを披露してくれます。
アレックスは映画の中ではずーっとオーディションを何かにつけて避けてきたシーンを沢山みているため、このシーンを観た時はまさに鳥肌が立ちました!主題歌の『What a Feeling』と完璧なダンスの融合の名シーンです。
無名でダンス教育儲けていないアレックスに対して審査員は最初興味なさげなのです。しかもオーディションにも関わらずアレックスは一度やり直をしてしまうのですが、彼女がダンスを披露していくとともに審査員の反応が変わっていくシーンがとても印象的でありました。YouTubeにラストシーンのダンス映像がありましたので、名曲と共に是非観てください!映画全編観なくてもこのシーンだけでも観る価値はあります!
ダンスオーディションが終わり、夢をかなえ喜ぶアレックスに外でニックと犬が、当然受かると予想して待ち構えている姿も何ともいえない、微笑ましい良きシーンでございます!
感想
コロナウィルスの影響で外出できないので映画三昧の最中、Amazon Prime Videoで観る映画を探していたらひょっこり出てきて思わず鑑賞してしまいました!恐らく20年以上ぶりに鑑賞しました!いや~~~、懐かしかった!
この映画ってストーリーは単純明快なんですよね。ダンサーを夢見る少女とその上司の恋愛もの。夢に臆病な少女と大人な上司の行ったり来たりな展開が続き、最後に上司が後押ししオーディションで夢をかなえる!はい、ほぼこれだけで説明可能なんです。しかも割と上司との関係性があり得ないくらいとんとん拍子に進んむ急接近で強引設定なんですよ。
というように、ストーリーだけだと正直そこまで面白いものでもないのですが、この映画の見どころはやはりダンスと音楽の融合でしょう!ラストシーンのダンスは伝説と言っていいほどの名シーンですが、それ以外でも映画の中では何回もダンスと音楽で楽しませてくれます。完璧なスタイルのダンサーが見事なダンスを魅せてくれるのは最高です!1980年代のダンスですから多少古いのかもしれませんが、今でも十分楽しめるダンスは素晴らしいです!
そして、なんといっても主演のアレックスを演じるジェニファー・ビールスの美しさでしょう!細身な体ですが筋肉質で力強い動き、大人びた性格の中で時折見せる幼さを見事演じています。ちなみに、現在50歳後半になった彼女ですが、その美しさとスタイルが健在なので驚きです。
懐かしき青春じだいの映画なんだにゃ~
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