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映画「翔んで埼玉」のあらすじ・感想レビュー:埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!

「翔んで埼玉」の映画情報

翔んで埼玉 製作年:2019年
 製作国:日本
 上映時間:107分
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あらすじ

東京都民から冷遇され続けてきた埼玉県民は、身を潜めるように暮らしていた。東京都知事の息子で東京屈指の名門校・白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美は、容姿端麗なアメリカ帰りの転校生・麻実麗と出会い、惹かれ合う。しかし、麗が埼玉出身であることが発覚し...。

予告

映画データ
監督 武内英樹
原作 魔夜峰央
キャスト 二階堂ふみ
GACKT
伊勢谷友介
受賞歴 第21回ウディネ・ファーイースト映画祭
アジアン・ポップアップ・シネマ観客賞

「翔んで埼玉」感想レビュー

映画館鑑賞状況

だいふく

どーも。そこらへんの草を食べてる埼玉県人、だいふくです!

ということで、もちろん埼玉県の映画館で鑑賞しました。いや~~~、面白かったです。埼玉県をこんだけけなしているのに、なぜか埼玉愛が感じられる不思議な映画です。全く嫌な気にならなかったです!

そして、恐らく埼玉県人ばかりが集まったであろう映画館内の一体感。ちょっと他県の方では味わえなかった雰囲気が漂ったでしょうね。といっても、この映画は埼玉県人でなくても確実に面白く楽しめる映画でしょう!

【追記】

なんと、Blu-rayやDVDが発売されても、しばらく埼玉県だけは映画館上映されてました。いつ映画館上映終わるんだろうって思う程。これって他の映画ではあまりない現象ですね。それほど、埼玉限定でリピーターが多かったんでしょう。

映画の設定について

実に面白かったのが、東京を中心として東京に入るためには通行手形が必要であり、なんとか東京に取り繕うための埼玉VS千葉の戦いが行われているのです。そいて戦いを誘発させているのが裏で東京都仲良くやっている神奈川という設定です。

現実では、東京、神奈川に続くべく、関東3位?争いを埼玉VS千葉で勝手に意識しているので、現実味があり身近に感じられます。関東以外の人でもわかりやすい設定のため、これだけロングヒットをしているのでしょうね。ひそかに茨城と群馬がかなりディスられているのが大丈夫!?と気になりましたが・・・。

登場人物の設定も見事な面白さ。東京都知事の息子の壇ノ浦百美(二階堂ふみ)とアメリカ帰りの転校生が埼玉出身の麻実麗(GACKT)のコンビが良かった。あれだけ埼玉嫌いを主張していた、壇ノ浦が惚れたもの負けで、麻実麗のキスの魔力によって埼玉派にどんどん変わっていく状況がこれまた滑稽なのです。麻実麗のピュアさが埼玉を助けたといっても過言ではないですね。ちなみに、映画では二階堂ふみが演じていますが、いちお設定では男同士ですから…。

感想

最初から最後までずーっと劇場が笑いで絶えず、埼玉県で観た分、余計に一体感もありでした。ちなみに個人的に一番おもしろかったのは、埼玉VS千葉が出身有名人を出して対峙しているところ。アルフィー高見沢はほんとウケた!!!

大人が真剣にバカなことを演じた映画ですが、珍しくうちの子供が一緒に映画館で観たいということで家族水入らずで楽しみました。そして多分分からないところもありつつ、子供もしっかり楽しんでいましたね。

海外でもしっかりウケているようで、イタリアやシカゴの映画賞を受賞したそうですが、いずれの賞も観客賞なので国がちがえどしっかり観客の心をつかんでいる作品でしょう。変な意味で世界に埼玉が有名になりました。

監督の武内英樹は、他にも『テルマエ・ロマエ』2作品でも観客賞を受賞しているので、まさにお客さんを笑顔にさせてくれる素晴らしい監督といえるでしょう。原作である漫画も見たくなりました。

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