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映画「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」感想・レビュー:すべての運命が集結する!

 

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」映画情報

あらすじ

前作でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーターだったが、ミステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまったうえ、正体も暴かれてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変。身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジに助力を求め、魔術の力で自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼むが……。

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 Spider-Man: No Way Home
製作年 2021年
製作国 アメリカ
上映時間 149分
監督 ジョン・ワッツ
製作 ケビン・ファイギ
エイミー・パスカル
脚本 クリス・マッケンナ
エリック・ソマーズ
メインキャスト トム・ホランド
ゼンデイヤ
ベネディクト・カンバーバッチ
ジェイコブ・バタロン
受賞歴 -


 

「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」映画解説

だいふく

MCUスパイダーマンシリーズ第三弾なんだニャ!

作品解説

「スパイダーマン ホームカミング」「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」に続く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に属する「スパイダーマン」シリーズの第3弾となり、MCU作品の「アベンジャーズ」シリーズでもスパイダーマンと共闘した、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが登場します。

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

出典:映画.com

 

今作は、マルチバース(多元宇宙)という設定を活かすことで、スパイダーマンがMCUに属する以前のサム・ライミ監督版「スパイダーマン」シリーズとドック・オク、マーク・ウェブ監督版「アメイジング・スパイダーマン」シリーズと深くかかわりを持たせた作りとなり、スパイダーマンの総括ともいえる作品となりました。

 

なお、2019年に、スパイダーマンのMCU残留を巡るディズニーとソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの契約交渉が決裂するという予期せぬことが起こりました。スパイダーマンがMCU離脱かと思われましたが、主演のトム・ホランドが両社の重役に再度交渉の席に戻るよう働きかけたことが功を奏し、新たな契約が結ばれる形で騒動は収束し、本作が出来上がったというエピソードもあります。

関連作品

【前作】

スパイダーマン:ホームカミング

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

【関連作品】

スパイダーマン

スパイダーマン2

スパイダーマン3

アメイジング・スパイダーマン

アメイジング・スパイダーマン2

アベンジャーズ エンドゲーム

ドクター・ストレンジ

過去作からの出演

本作は、なんといっても過去のスパイダーマンシリーズと深く関連した映画となっています。なんと過去作からスパイダーマン&悪役が総出演となっており、鑑賞前からいったいどんな映画になるだろうかと期待を膨らませることになりました。

 

<サム・ライミ監督版より出演>

・スパイダーマン

・悪役:グリーン・ゴブリン

・悪役:ドクター・オクトパス

・悪役:サンドマン

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

出典:映画.com

 

<ドック・オク、マーク・ウェブ監督版より出演>

・スパイダーマン

・悪役:リザード

・悪役:エレクトロ

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

出典:映画.com

「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」感想・レビュー

ストーリーが分かる程度のネタバレ度

MCU以前のスパイダーマンシリーズすべて鑑賞していました。そして、本作をなるべく予備知識無く鑑賞して、率直にスパイダーマン映画を見続けて良かったなと感慨深い感情になりました。

 

私は、サムライミ版スパイダーマンが好きでしたが、正直その後にスパイダーマン映画が量産されつつあるのには嫌気がさしてました。MCU版ですらです。がしかし、それをすべて回収して集大成と言える作品に仕上げたとはびっくりです。今までの映画が本作のために作られたような感覚ですら覚えます。もうね、スパイダーマン映画好きのための、スパイダーマン映画と言っても過言ではないですね。

ある意味、ずるいですよね。ジョン・ワッツ監督がすべて持って行ったのですから。がしかし、誰が考えることができた展開だったでしょう。誰もが驚きだったのではないでしょうか。

 

そして本作は、敵を倒すのではなく、敵を救うスパイダーマンなんですよね。しかも過去作で登場して死んでいった悪役たちなんです。悪役を救うために悲しい思いもするのです。本当に救うべきなのか迷います。

そんな時に、サムライミ版映画で、ベンおじさんが言ったセリフ

「大いなる力は、大いなる責任が伴う」

が、本作でもキーワードになりスパイダーマンの迷いを消すのです。もうね、このセリフはファンはうなりますよね…。

 

ただ、本作はMCU版だからこそ作ることもできたというべきでしょう。一時期、スパイダーマンのMCU離脱危機がありましたが、そこを乗り越えて本作が出来ました。MCUに残ることにより、「アベンジャーズ」シリーズにつなげ続けることが出来ましたよね。本作の突拍子のない展開を可能にしたのは、なんといってもドクター・ストレンジが居てこそになるので、MCU版でしかこの壮大な物語を作れなかったということになりますね。そういった意味でも、ファンが心配したスパイダーマンのMCU離脱が防がれたのは本当に大きかったと思います。

 

が、しかし3部作完結したので、これからのスパイダーマンはどうなるのか!?今後はまた期待と不安でなりませんね。まぁ、とにもかくにも、本作で綺麗に収めたMCU版スパイダーマンシリーズ3部作、完璧に終わりました!

だいふく

スパイダーマン夢のオールスターだったニャ。

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