「アベンジャーズ エンドゲーム」の映画情報
製作年:2019年
製作国:アメリカ
上映時間:182分
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あらすじ
宇宙最強の敵サノスに立ち向かうも、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベンジャーズが、残されたメンバーたちで再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うため、史上最大の戦いに挑む姿を描く。
予告
映画データ
原題 | Avengers: Endgame |
監督 | アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ |
製作 | ケビン・ファイギ |
キャスト | ロバート・ダウニー・Jr. クリス・エバンス マーク・ラファロ クリス・ヘムズワース スカーレット・ヨハンソン ジョシュ・ブローリン |
受賞歴 | ピープルズ・チョイス・アワード映画賞 サターン賞6部門受賞 MTVムービー・アワード悪役賞 他 |
「アベンジャーズ エンドゲーム」感想レビュー
作品について
アベンジャーズシリーズ第4作で最終話となってこの映画は、3作目の『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』にて人口の半分を失った世界となった世界からのスタートとなります。前作のラストは限りなく暗くヒーロー達の敗北感で立ち直れないくらいの絶望で終わりましたが、本作ではヒーロー達の逆襲を描いています。
ただ、本作でアベンジャーズは終わるのかというとそうでもなく、『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』でその後の世界を描いています。
感想
いやー、これは最高でしょう。前作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の絶望的ラストからの続編として、いったい絶望をどう回収するんだ?と心配になってましたが、いやはや前作を超えるストーリーとスケールには脱帽しました。
総勢何名?なのか、もうわからないくらいのアメコミヒーローが登場しますが、こういったヒーローが集結する映画って主役ヒーロー以外は雑に描かれてしまいがちなのですが違いました。元々それぞれ登場する個別映画では主役です。そのすべてのヒーローをしっかり描き、さらには彼らのこれまでの映画とつながって伏線になっていたという凄さは見事でした。
だいぶ昔からこのアベンジャーズを意識して作らないとこんな超大作は生まれないはずです。個々のヒーローの物語が、アベンジャーズシリーズで見事に融合した感じです。マーベル社のヒーローに対する敬意と愛を感じられた作品でもありました!
3時間を超える長丁場です。映画館でトイレに行きたくなったのは言わずとも知れてます。が、席は絶対に立ちたくない、一瞬も見逃したくないという気持ちでかじりついて映画を観ました。登場するヒーローの今までの作品全部を観ているわけでもなかったのですが、そんなのもうよくなってしまうくらい見ごたえある作品でした。なんだろう、幼き頃に別々のヒーロー達が一緒に戦えると凄いなと思っていたあの頃、それが叶った気がします!ワクワクが止まらない感じなのです。
悪役のサノスもまた今までのヒーロー映画の悪役と少し一線を画しているです。真の悪でもない気がします。もちろん全人類(全宇宙)を半分にするという暴挙は許されるわけないのですが、サノスが目指しているのは世界の調和です。ガモーラへの愛が見えた時、サノスも完全な悪ではないんだなと。完全に憎めない悪役でした。
そしてこの超大作のラストはいったいどうなるのか!?は、もちろんネタバレになるので言えないのですが、「え!?死んでしまうの!?」は観た方皆さん驚いた事でしょう。人類の半分を救うために必要だった犠牲もまた大きかったです…悲しすぎます。
さて、本作でここまでヒーローを集結させてマーベル集大成といった映画を作ってしまったわけですので、もちろん最高の仕上がりなのは間違いないです。ただ同時に、これからのマーベルの作品が本作を超えれるものが登場するのかが心配になりました。スパイダーマンが感じたショックは、まさしく観客も同じく感じてしまったのではないでしょうか?
とはいいつつも、今後も我々の予想を遥かに超えてくる、マーベルの映画を楽しみにしてしまうのです!なお今回誕生日1000円クーポンで劇場で見ましたが、これだけ楽しませてもらったのに安く鑑賞して申し訳ない!と思う次第でした。
超大作に出会えた幸せをかみしめたニャ~
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