こわいものみたさ

「こわいものみたさ」で経験した事を、思い立ったら何でも書くブログ。

MENU

【閲覧注意】連続殺人犯たちの作品を展示!シリアルキラー展2019 ヴァニラ画廊

 

管理人

シリアルキラー展2019に行ってきたので紹介しますね。シリアルキラーに付き表現が過激になっていますので、閲覧注意でお願いします。

だいふく

そんな怖い展示よく行ったニャ~

【更新】

シリアルキラー展2022に関しても記事にしましたので、同時に見てください!

ヴァニラ画廊とは

最初に、シリアルキラー展が開催された、ヴァニラ画廊を紹介しましょう。

公式ホームページ見てもらえれば分かりますが、非常にマニアックでしかも理解できないような作風の展示が中心です。作品によっては、正直見ていると、うぇっ…と気持ち悪くなるものもありますし、鑑賞していると気持ちがどっしりと凹んでしまう時もありますが、こういう世界観もあるんだと感じれる瞬間です。ヴァニラ画廊・取り扱い作家のページのリンクを貼っておきますので、興味があれば観てください。ただし閲覧注意の物も多いですよ。

ヴァニラ画廊・取り扱い作家

ヴァニラ画廊 -ARTISTS-

場所は東京銀座にあり、こじんまりしたビルの地下2Fってところがまた味がある感じです。

ヴァニラ画廊

ヴァニラ画廊

シリアルキラー展2019

管理人

ここからは、シリアルキラー展2019の紹介をしたいと思います。

2019年6/18~7/11で、シリアルキラー展2019がヴァニラ画廊で行われていましたので、観てきました。シリアルキラーとは猟奇的な連続殺人犯に使われることが多いです。といったいみで、今回は、まさに「こわいものみたさ」で展示をみてきました。

シリアルキラー展に何故行くか

まず最初に、批判も多いだろうシリアルキラー展に何故行くのかを説明しておきましょう。

猟奇的連続殺人犯の絵画が有料で展示されて、それを見に行くという気持ちはいかがなものか?という思いはありますし理解できない方もいらっしゃると思います。シリアルキラーなので数十人、数百人単位の被害者が出ている事件の犯人も居ます。被害者を拷問の末に殺害した殺人鬼も居ます。子供ばかりをターゲットにした殺人鬼も居ます。ほんと、残虐極まりない殺人鬼ばかりです。

ほとんどの異常殺人者は幼少時代の親から受けた虐待やトラウマの影響が原因の事が多く、現代社会でも大きな問題になってますが、子供への虐待の問題につながるのです。先で述べたヘンリー・リー・ルーカスの母親からの虐待は想像を超えており、どう考えてもまっとうに育つことなんかは不可能なのです。

私が興味がある部分はそういう背景で育った人間の「犯罪者心理」についてです。そして犯罪者が描くものはどんな絵画なのかというものを確認したく行ってきました。

異常な殺人が起こってから視聴率欲しさでマスコミが騒ぐのではなく、殺人犯が何故誕生してしまったのかを、ちゃんと知り世間が理解することで対策を打つことも重要ではないでしょうか。

もし、皆さんも犯罪者心理を確認したいということでしたら、こちらの本をお勧めします。が、非常にグロいし虐待の内容にはゲンナリしますので、覚悟して読む必要があります。ただ一つ言えるのは、この本に出てくる内容はすべて事実なんです…。

 

シリアルキラー展

シリアルキラー展は余りの人気ぶりで、土日祝はチケット制に変更になっており、おそらく時間交代制でゆっくり見れないかと。私は、月曜日の16:30頃行きましたが、平日なのにいっぱいでしたが、時間制限ないためゆっくりは見れました。

シリアルキラー展ポスター

シリアルキラー展ポスター

来場者は、意外にも若い方が多い!年配の方はほぼ居ないのです。そしてびっくりなのが女性の方が多いこと。来場者の4割くらいは女性でした。来ている方たちはどういう気持ちを持って鑑賞しているか聞いてみたかったですねぇ。

思った以上に展示品が多く絵画以外の手紙や使用品なども展示されていました。殺人犯たちの犯罪歴や生い立ちなど書かれたパネルがありそれを読むだけでも、げんなりします。絵画自体は芸術家ではないためとても上手とはいいがたいのですが、どの犯罪者の絵画も何か異常さが感じられてくるのです。どうしてこういう表現になるかが分からない。これを分かってしまうと、もしかしたらまずい心理状態なのかもしれませんね。

画廊内は写真で撮れないので絵画は紹介できませんが、訪問するとパンフレットがついてきますので、全部ではないですが殺人者の紹介と絵画が掲載されています。代表的な絵画はヴァニラ画廊より公開されています。

シリアルキラー展2019の代表的な絵画

シリアルキラー展2019の代表的な絵画

今回初めて知りましたが、シリアルキラーの絵画のコレクターは多いそうです。特に、殺人ピエロと言われる、ジョン・ウェイン・ゲイシーのピエロ絵画は大変な人気だそうで、あの俳優ジョニー・デップが購入して所有しているそうなんです。今回のシリアルキラー展の展示者のパンフレットに書かれているコレクターとしての倫理観との葛藤に関しても非常に興味深い記述で有りました。

シリアルキラー一覧

今回、展示されていた絵画を描いたシリアルキラーをそのキャッチフレーズを紹介したいと思います。先に名前で「:」の後がキャッチフレーズとなっています。

シリアルキラー一覧

1.ジョン・ウェイン・ゲイシー:世界中を恐怖に陥れた最凶のピエロ
2.チャールズ・マンソン&ファミリー:大きなファミリーと小さなパパ
3.ヘンリー・リー・ルーカス/オーティス・トゥール:最悪の殺人バディ
4.エドワード・ゲイン:月夜の狂人
5.ピーター・サトクリフ:トラックでやってくる殺人者
6.ウェイン・ロー:孤独な無神論者
7.デヴィッド・バーコウィッツ:自分は「サムの息子である。」
8.ニコ・クロー:パリの吸血鬼
9.ジョー・ロイ・メセニー:人肉ハンバーガーショップ
10.ハドン・クラーク:描き続けた一人の少女
11.テッド・バンディ:残酷な悪魔
12.ハーバート・マリン:妄想のお告げ
13.ゲイリー・レイ・ボールズ:さすらいの絞首魔
14.ジェームズ・アール・レイ:陰謀に葬られた暗殺者
15.ダニー・ローリング/ジェラルド・シェイファー:奇妙な三角関係
16.アーサー・ショークロス:虐待と戦争が生んだ怪物
17.ロイ・ノリス/ローレンス・ビテッカー:マーダーマックに乗った殺人コンビ
18.リチャード・ラミレス:ナイトストーカー
19.キース・ジャスパーソン:ハッピースマイルキラー
20.リチャード・ククリンスキー:氷の殺し屋…
21.ハーマン・ウェブスター・マジェット:殺人ホテル

シリアルキラー紹介

シリアルキラーといってもどれほどの犯罪歴なのか不明の方がいらっしゃると思いますので、代表して3名有名なキラーを紹介したいと思います。

この3名は、映画にも多大な影響を与えています。当ブログは映画レビューブログでもあるため、シリアルキラーに影響を受けた映画のレビュー記事の紹介もしておきます。

ジョン・ウェイン・ゲイシー

少年を含む33名の男性を性的暴行の後に殺害。29人の死体が自宅の床下から発見された。自らの肖像画ともいえるピエロのモチーフが有名。処刑されるまでに4000枚もの作品を描いた。

影響を与えた映画:『IT/イット』

チャールズ・マンソン&ファミリー

8名の殺人を示唆。その中には女優のシャロン・テート(妊娠中であった)も含まれる。ファミリーが絡んだとみられる殺人事件は他にもあるが未解決のまま。一部の被害者には、血液で意味不明のメッセージを残している。

影響を与えた映画:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

エドワード・ゲイン

2名を殺人、さらに墓場から女性の死体を掘り返し、その死体でランプやブレスレットなどを作りだしていた。母親に溺愛され育つが、母親による異常ともいえる教育が影響したといわれ、精神病院への無期限入院となった。

影響を与えた映画:『悪魔のいけにえ』

 

以上、シリアルキラー展2019の紹介でした。ヴァニラ画廊ではシリアルキラー展何度かやられていますので、今後も開催される可能性あります。また、シリアルキラー展は全国で定期的に開催されているようですので、もしお近くで開催された場合は必見です。

だいふく

あたいも見てみたかったニャ!

Copyright ©2019 こわいものみたさ All rights reserved.
【プライバシーポリシー】 【お問い合わせ】