「こわいものみたさ」炸裂のミイラ展観に行った様子を紹介しますます。
とっても不気味だったニャ!
本日は「こわいものみたさ」炸裂のミイラ展観に行った様子を記事にするニャ!
2019年11月2日より、東京上野公園にある国立科学博物館の特別展として、ミイラ展が開催されました。もぅ完全に「こわいものみたさ」心をくすぶられる展示に居ても立っても居られず、オープン2日目にしてさっそく行ってまいりました!
国立科学博物館
最初に国立科学博物館を少し紹介したいと思います。
「自然史に関する科学その他の自然科学及びその応用に関する調査及び研究並びにこれらに関する資料の収集、保管(育成を含む)及び公衆への供覧等を行うことにより、自然科学及び社会教育の振興を図る」ことを目的とした博物館
真面目に展示物を観て回ると確実に1日では回り切れないほどのボリュームがある博物館です。子供も大人も楽しめ、食事するところや休憩所なども充実していますので、時間があるときに遊びがてら観に行くことをお勧めします。
常設展として日本館、地球館があります。中でも私が大好きな魅力的な展示は、恐竜の骨の展示です。その大迫力の姿は大人でも興奮します。我ながら良い写真と思える1枚掲載しておきますね!ティラノザウルスVSトリケラトプスって感じが伝わる写真です。
他にも昆虫や化学の展示など、数えきれない展示物がありますが、人間の歴史(祖先)面白く興味を惹かれましたね。ガイコツも普通に展示されておりましたし、月で上映作品が変わる360度シアターも楽しかったですね。
今回の記事は、国立科学博物館の特別展となりますが、特別展ミイラのチケットで日本館、地球館にも入れますので、是非一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?ただし、もう一度言っておきますが、時間が十分にないと常設展は絶対に見切れないですので注意です!
特別展ミイラの紹介
さて、ここからは本題のミイラの展示の紹介と個人的感想を書いていきましょう。特別展は、国立科学博物館の入口とは別の特別展示入口から入ります。私は、オープン2日目の午前中(祝日)に行きましたが、そこそこ混んでいましたが、激混みということではなかったです。(ちなみに、上野の森美術館のゴッホ展は超絶混んでました!行列です!)
展示物の様子をちょっと紹介していくのですが、当然ながらミイラ博物館内での写真は禁止なので残念ながら画像はありません。雰囲気だけでもということで、パンフレットを写真で撮った画像乗せておきます。実物は、ぜひ実際に訪問してみてくださいね!
第1章:南北アメリカのミイラ
まず最初は南北アメリカのミイラの展示から始まりました。
いきなり、ペルーの下腿部を交差させた女性のミイラが登場します。出鼻からいきなりドキドキしてしまうくらいの衝撃のお姿です。ミイラというよりかは映画で言うと墓場から出てきたゾンビのような感覚を受けました。(具体的に言うと映画「ゾンゲリア」のゾンビ!)見事に全身は残っております。なぜ下腿部を交差しているのかが不思議でたまりませんね。
他には、チリの女性と2人の子供ミイラも驚きました。全身がしっかり残っており推定30~35歳の女性らしいですが、驚いたのは髪の毛がしっかり残っており編まれたままの状態です。確実に生前は綺麗な方だったんだろうという印象を受けました。女性の頭部下には、2~3歳の女児ミイラ、女性のお腹の上に1~2歳の女児ミイラが載せられています。女性と子供たちの関係やミイラになった理由は何だったんだろうと思わず想像を膨らませてしまいます。
南北アメリカのミイラは、総じて皮膚があまり残っておらず骨の容姿が目立った感じがしましたね。外見が怖い感じでした。
第2章:古代エジプトのミイラ
南北アメリカのミイラの衝撃冷めやらないままに、次はミイラと言ったら古代エジプトということで、日本人には一番印象があると思われる展示ゾーンになりました。古代エジプト人でミイラになった数は、なんと1億5000万人に上るといわれているようです。それほど、古代エジプトの文化とも言えるミイラ技術なんでしょう。
古代エジプトのミイラと言えば、包帯ミイラですね。まさに想像通りでした。ミイラの作り方や包帯のまき方なんかも動画で紹介されており、面白かったです。死者の書が書かれた包帯もなかなか印象深い展示で有りました。
古代エジプトと言えば、ツタンカーメンのように死者(ミイラ)を入れる棺も有名ですね。棺も沢山展示されていました。
もちろん実際にミイラ自体も展示されております。腕を交差している男性のミイラがいきなり登場します。第一印象すごく綺麗に保存されていなっといった印象。その後男性の頭部だけのミイラと展示が続き分かりましたが、古代エジプトのミイラは綺麗です。それほどミイラ技術はすごいんだと理解できます。外観が綺麗に残っているため顔や体の形や表情がミイラになっても一目瞭然なんです!
古代エジプトのミイラ技術はすごかったんだと改めて学びました。
第3章:ヨーロッパのミイラ
だいぶミイラの容姿に最初はゲンナリしていましたが、ここまでくると慣れてきた感出ます。が、今度はヨーロッパミイラの登場で再度ゲンナリとなることに。
ヨーロッパはミイラで残す文化はほとんど無く、自然にできたミイラが多いようです。そのためミイラの容姿は、かなりひどく崩れていたりしています。
いきなり登場したのは、ミイラ展の背景にも使われている、ウェーリンゲメンでした。ウェーリンゲの男女のカップルのミイラですが、完全に容姿は崩れ果てており、人間の形をした干からびた物体と言った感じです。この部屋は気のせいか、匂いも独特な気がしました…。
自然ミイラは、ちょっと気持ち悪いなっと思わされた展示で有りました。
第4章:オセアニアと東アジアのミイラ
だいぶお腹いっぱい状態でようやく最後の展示です。が、しかしここで最恐のミイラを見ることに…。
最初はオセアニア展示ですが、ミイラの展示ではなく、死者の頭蓋骨へ装飾を施した肖像頭蓋骨が続いていました。あ、最後は余裕だな~って思っていて一安心。
さて次はアジアのミイラはどんなのー!?って余裕をかましていたその矢先です!日本のミイラの江戸時代の兄弟ミイラ登場です。え、、、今まで知っているミイラと別物じゃん!ってのが感想です。アジア人のミイラってこんなに怖いの。ご、ごめんんさいこれは夢に出てくるレベルの怖さです。思わず震え上がりました!
日本人のミイラ最恐と分かってしまったのでした。
戦利品
いや~、ボリュームいっぱいお腹いっぱいの展示でした。こんなに至近距離でたくさんのミイラを観たのは初めてですし、めったに観れることではないでしょう!行って良かったです。
そしてお土産を見に行こうとした瞬間、ちょっと待って!展示終わったと思ったらお土産屋さんの前にもミイラの展示が。南米ヒバロ族の干し首のインパクト抜群がラストに!あのディズニーランドのジャングルクルーズでひと昔に、干し首の作り物がありましたがまさにそのものでした。なんでも、お土産で日本に持ち込まれたようで、まさにジャングルクルーズはここから来たのか!って思った次第です。(いまはもうディズニーランドには無くなっています)
お土産は、色々ありましたが今回のミイラをもっと知りたいと思い、展示品が詳細に説明されて写真もカラーでしっかり乗っている、本を購入しちゃいました。2,500円しましたが、かなりのボリュームで読み応えありますので、大満足です。
国立科学博物館の場所
国立科学博物館 【HP】
住所:東京都台東区上野公園 7-20
最寄り駅:JR上野駅(公園口)から徒歩5分
最後に
特別展ミイラは、2020年2月24日までになりますので、お見逃しなく!私も、もう一回行きたいな~と思います。
なお、当ブログでは、「こわいものみたさ」で行く博物館や美術館紹介をしています。目黒寄生虫館やシリアルキラー展(展示は終了)の記事もありますので、興味ある方は是非一緒に読んでみてください!
今後も、面白い博物館や美術館などありましたら、訪問して紹介記事にしていきたいと思います!