今回の私の故郷の高知県の食べ物の名産を紹介します!
紹介しきれないから前編と後編と分かれるニャ!
以前、高知県の観光地の紹介記事を全6編でお送りましたが、今回は高知県の食べ物の名産を紹介していきたいと思います。メジャーどころから、地元民だから知っている食べ物まで写真付きで紹介です!
観光紹介記事はこちらです。Vol.1~Vol.6まであります。
お祝い時の名産
まずは、お正月やお祝い事で食べる料理を紹介します。
皿鉢料理
高知県の郷土料理で宴席料理となります。
直径40~50cmの大皿に、山海の旬の料理を盛り込んだものです。ざっくばらんな高知らしい料理といえるでしょう。基本は刺身、寿司に加え「組み物」と呼ばれる揚げ物、煮物などの盛り合わせという3つの要素で構成されます。
写真は、実際に我が故郷の実家の正月の時の皿鉢料理です。写真はないですが、これにお寿司とお刺身の大皿もあります!
ちなみに、私は今でこそ関東に住んでいますが、高知県に住んでいる時は、お正月は皿鉢料理を食べるので、関東に来る迄お節料理という存在を知りませんでした(笑)
子鯨料理
高知県では、鯨を食べる習慣が根強く残っています。とはいっても、最近では捕鯨という理由でしか鯨がをとれないので、いい鯨は値段が割とします。中でも子供の鯨のお肉は貴重ですので、お祝い事で食べることが多いです。
写真は、これまた我が故郷でお正月だけに作られる、鯨の煮ものです。高知ではよく食べられるニンニクの葉っぱとコンニャクで煮ています。美味しいのに1年に1回しか食べれないので、競うように食べてすぐに無くなってしまいます。
海の幸の名産
高知県は、太平洋を望んでいますので、海の幸も豊富なんですよ。
鰹のたたき
高知県と言ったら、藁で焼く鰹のたたきが有名ですね。完全に観光料理となってきましたが、普通にスーパーで新鮮な鰹が売られているので、高知に住んでいるときは、週1で鰹を食べていました。高知では、ニンニクと一緒に食べるため必ずニンニクがついてます。
写真は、最近はやってきた、塩鰹のたたきです。塩たたきは余り家では食べないので、高知県の有名なお寿司屋さんの「土佐鮨処 おらんく家」で食べたものです。
通常の鰹のタタキは、高知では醤油ではなくぽん酢で食べますので、そこも高知ならでわかもしれませんね。
「土佐鮨処 おらんく家」のお店紹介は、別で記事にもしていますので、よろしければそちらも読んでみてください!
土佐巻き
高知県では、鰹の巻きずしもあります。土佐巻きと言われるものです。こちらも最近は良く食べられるようになりましたが、私が子供の頃はほとんど食べなかったため、観光的な感じで広がったのだと思います。
うつぼのたたき
高知県の海の幸でもう一つ有名な魚は、うつぼです。あの海のギャングともいわれる魚ですね。うつぼを食べるのは、高知県と和歌山県の一部くらいみたいですが、高知では郷土料理となっています。
写真はうつぼのたたきです。方向が逆じゃないってのはお許しください。昔撮った写真を引っ張り出してきたので。
味は、肉厚で柔らかな身は上質の鶏肉にも似たあっさり食感です。皮下のゼラチン質からはこってりとした濃厚な旨みもあふれ美味しいです。たたきだけでなく、唐揚げにしても美味しいのです!うつぼはどこにでもいる魚だと思いますので、他県で食べないのは何でだろうと思う美味しさです!
シラス
高知県ではシラスのことを、どろめと言います。どろめは、いわしの稚魚でちりめんじゃこの生と思ってください。
写真は、鰹のたたきと同じ、「土佐鮨処 おらんく家」で食べた時の物ですが、高知では普通のスーパーでも売られてます。
生のどろめは、目の部分がちょっと苦めですが、それがまたおいしいです。生で美味しいので、釜揚げした、ちりめんじゃこも美味しいのは言わずとも知れてます!
鯨
お祝い時の料理でも子鯨を紹介しましたが、子鯨ではなければお祝い事でなくても鯨を食べるのが高知県です。特に、鯨を冷凍にしたものを少し解凍させて刺身で食べとおいしいのです。
ひんやり感とまだ微妙にシャリっとしている食感が面白いです。鯨は少し癖のある味ではありますが、この方法だとあまり感じられず食べれます。
その他
写真が無かったのでまとめて紹介しますが、高知県の海の幸は他にも、清水サバ、キンメダイが有名ですね。特に、冬の清水サバは生で食べると、トロのような脂がのった美味しさです!
川の幸の名産
高知県は山も沢山ありますので、山から流れてくる川にも名産があります。高知県は日本最後の清流と呼ばれる四万十川もありますので、四万十川の名産を紹介します。
天然うなぎ(川エビ&川のり)
四万十川といったらまず最初に来るのが、天然うなぎです。天然うなぎと言ったら、臭みがあると思われる方もいるかと思いますが、清流と呼ばれる四万十川で取れる鰻は、まったく臭みがありません!
写真は、四万十川に遊びに行った時に食べた、天然うなぎです。
写真左下にも注目です。四万十川で取れる川エビ&川のりです。こちらも名産で、揚げたものですがサクッとして、味わいも深く美味しいのです~。
ゴリ
聞いたことない方が多いと思いますが、小さい川の魚で、春を告げる魚ともいわれ毎年3月になるとゴリ漁が始まります。から揚げや卵とじや佃煮で食べられます。写真は、ゴリのから揚げです。ちょっと見た目グロテスク?な感じですが、色が黒っぽいのでそう見えるだけで、いたって普通の小さい魚です。
鮎
綺麗な川の代表格の魚と言えば鮎ですよね。四万十川の鮎はまた絶品ですよ!残念ながら写真を撮っていないので有りませんが、よくある鮎の塩焼きをイメージしていただければと思います。
後編の予告
以上が前編でしたが、これ以外にもまだまだ高知県には名産が沢山あります。一度で書き切れないため、後編に続きます!
後編の予告としては、山の幸と肉、そして庶民の食べ物名産を紹介したいと思いますので、お楽しみに!
なんだか紹介しているだけで、お腹減ったニャ!
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高知県観光全6記事を掲載しておきます。